著
絵本 奈央
あなたの“はじめて”を、わたしにください──。
和紗たちは文芸部に所属する女子5人。部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言……。その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。
交際禁止令と曾根崎退学の撤回を求め、校舎に立てこもる和紗たち。それぞれの“恋”と“性”が錯綜する中、見つけた答えとは。馬鹿げていて、滑稽で、愛おしい。少女たちの一つの季節が過ぎていく──。最終話の「その後」を描いた描き下ろしエピローグも収録。
文芸部所属の高1。題材図書と菅原の発言から、性と自らの泉に対する恋愛感情に目を向けていく
文芸部員。彼女の発言で文芸部員たちは性と恋に荒ぶることになる。泉に対する言動で和紗は心中穏やかでない
文芸部部長。堅物な性格で、クラスの女子の冗談を受け流せない。駿の一途さに惹かれ恋に夢中になる
和紗の親友通称「もーちん」。文芸部員。男の人を好きになったことがなく、新菜への恋心を自覚する
文芸部員。小説家志望だがリアリティのなさを指摘される。山岸へ迫るも玉砕している
和紗の家の隣に住む幼なじみ。中学からモテだしたことで、和紗が妬まれていたことを気にしている
り香と同じクラスの男子。眼鏡を外したり香を可愛いと褒め、徐々に好意を寄せていく
とある事情から文芸部の顧問を引き受ける。ひと葉からのアプローチを躱し続ける。通称「ミロ先生」
製品名 | 荒ぶる季節の乙女どもよ。(8) |
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著者 | |
発売日 | 2019年10月09日 |
初出 | 『別冊少年マガジン』2019年6月号~10月号 |