著
初嘉屋 一生
別の体へと運ばれてしまった赤血球たち。ようやく再会を果たした白血球は、「この体は糖尿病だ」と告げる。腎臓の糸球体たちは大量の糖分濾過で疲弊し、膵臓ランゲルハンス島のβ細胞たちは自ら命を絶ってしまった――。悪化を続ける糖尿病とともに、体は様々な病気を併発。睡眠時無呼吸症候群、急性膵炎、歯周病、そして睡眠薬のオーバードーズ…。”ブラック”を超えた究極の悪環境の中で、赤血球たちは働く意味を見失わずにいれるのか。絶え間ない絶望と戦慄が細胞たちを襲う、読むと摂生するしかなくなる第5巻。
疲労蓄積、暴飲暴食、睡眠不足のブラックな身体で休む間もなく酸素を運び続けている
外部から体内に侵入した細菌やウィルスなどの、異物排除が主な仕事
製品名 | はたらく細胞BLACK(5) |
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著者 | |
発売日 | 2019年10月23日 |
初出 | 『モーニング』2019年24~36・37合併号 |