著
山原 義人
中学の修学旅行で中国に向かった志狼は、幼なじみの泉真澄と共に、突如現れた巨大な竜によって西暦207年の荊州・新野にタイムスリップしてしまう。そこは乱世の群雄が“覇”を競う『三国志』の時代……。“竜の子”として劉備軍の軍師になり、自分が乱世に終止符を打てる『天運』の相の持ち主と知った志狼は、滅びをもたらす『破凰』の相の持
ち主“仲達”を倒すことが、自分に与えられた使命と考え、戦うことを決意する。志狼を待ち受けるのは「長坂坡の戦い」「赤壁の戦い」――数々の戦場! そして、『三国志』の歴史が変わる!?
許都で幽閉された「竜娘娘(真澄)救出」を名目に八万の軍を率いて出陣した曹操。同じ頃“仲達”もまた、曹操を討つべく呉の孫権を動かすのだった。一方、国作りのため荊州・新野を訪れた志狼は、異能の暗殺団『神の聖杯(エリクシール)』から“竜の巫女”ソフィアを助け出す。真澄を救うため蓮花(レンファ)と共に都へ向かった志狼は、街を襲う“水徳党”の一団と遭遇するが・・・・!?
『天運』の相の持ち主。幼馴染の真澄とともに三国志の世界にタイムスリップした。「竜の子」と呼ばれ、仙道を学び「雲体風身」や「闘仙術」を習得する
『天運』の相の持ち主。修学旅行中、志狼とともに三国志の世界にタイムスリップし、“竜娘娘”として民衆から崇められる
字は玄徳。前漢の中山靖王・劉勝の末裔で、漢王朝の再興のために戦う。現在は帝より、徐州の牧司を任命される
字は孔明。臥竜と呼ばれ、劉備の“三顧の礼”に応えて軍師となる。劉備に「天下三分の計」を授けるなど、数々の知略で劉備軍を救う
字は寿成。西涼の太守にして、息子の馬超とともに献帝に仕える。知勇に優れ、献帝からの信も厚い。劉備とは知己の間柄
字は孟起。父・馬騰とともに献帝に仕える。槍術と馬術に優れ、許都では志狼を逃がすため、再戦の約束と共に愛馬を託す
製品名 | 龍狼伝 王霸立国編(5) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2019年10月17日 |
初出 | 『月刊少年マガジン』2019年4月号、6月号、8月号、10月号 |