原作
鴻上 尚史
飛ぶことが大好きで操縦士となった佐々木友次青年。一度目の出撃で大本営に”戦死”を報告された佐々木は、軍の司令部から理不尽な“死”を要請され、再び特攻攻撃の命令を下される。さらに米軍の空襲爆撃が容赦なく佐々木に襲い掛かる――!! 九度の特攻から生還を果たした佐々木青年の物語、第五巻!
日本陸軍初の特別攻撃隊「万朶隊」で唯一の生還者である操縦士。9度の特攻命令を出され9度生きて帰ってきた
「爆撃の鬼」という異名を持つ陸軍大尉で「万朶隊」の隊長。特攻の絶対命令から隊員達を無駄死にさせまいと、戦機が爆弾を落とせるよう秘密裏に画策する
特別攻撃隊「万朶隊」の操縦士。自分達の隊が特攻のために結成されたことを、岩本が隠していたと思い衝突するが、のちに誤解と知る
”東條英機の腰巾着”と呼ばれた陸軍中尉。岩本達の隊を「万朶隊」と名付けることで、有志で組まれた非公式の隊として位置付け、特攻を強行させる
特別攻撃隊「万朶隊」の整備士班長。岩本に、特攻機から爆弾を投下できるよう改修を頼まれる。文廠の協力も得て、共に作業にあたる
友次と同じ、特別攻撃隊「万朶隊」に選出された操縦士。出撃中に逃げて帰ってくるが、友次に諭され再出撃に挑む
友次と同じ、仙台地方航空機乗員養成所出身の操縦士。特攻隊に配属されたことを知り故意に事故を起こし、逃れようとするが……
製品名 | 不死身の特攻兵(5) |
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著者 | |
発売日 | 2019年11月06日 |
初出 | 『ヤングマガジン』2019年第25号~第32号、第34号 |