著
東元 俊哉
お泊り会当日。21人が毒殺される未来を変えるために、警戒を強める心と文吾は、持ち物検査を実施。さらに、飲食も禁止にする。そして行方不明の和子と鈴を探して音臼岳の小屋に行った心は、殺人鬼と対峙。一連の事件の異様な動機を知ることに。時を超え揺れ動いてきた佐野家の未来が、ついに決まる――衝撃のタイムスリップ・サスペンス、ここに完結。
音臼小無差別大量殺人事件の犯人の息子。事件の真相を知るため訪れた音臼村で突如1989年にタイムスリップし、過去を変えるため奔走する
心の妻。出産時に子供は生まれたものの自らは命を落としてしまう。歴史が変わった現代では雑誌の記者をしており、音臼村の事件を調べていた
音臼村の元警察官で、心の父。殺人事件の犯人として死刑が確定したが本人は無実を主張。過去にタイムスリップしてきた彼と事件の真相を探る
文吾の長女・佐野鈴であり、心の姉。成人してからは整形し名前を変え別人として暮らしていた。みきおの内縁の妻となり妊娠している
音臼村事件の真犯人。被害者の1人を装いさつきの養子となり、のちに藍の内縁の夫となる。タイムスリップ後、過去の自分の犯行を幇助する
音臼村の元学校教員で、みきおの養親。彼が事件の真犯人だと知っており、その秘密を守るために殺人を犯すが……
製品名 | テセウスの船(10) |
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著者 | |
発売日 | 2019年12月23日 |
初出 | 『モーニング』2019年20号~23号、25号~30号 |