原作
伊賀 大晃
神太郎(ジンタ)は人気の仮想空間「64 TOKYO」の製作者=「神さま」。最新技術で”昭和64年”を再現したこの世界には、懐かしい温かさを求める人たちが多く訪れていた。
憧れの舞花ちゃんと付き合いはじめ、幸せの絶頂にあるジンタ。そんな彼をあざ笑うかのように、仮想世界が現実世界を侵食していく。「64 TOKYO」のカフェと酷似した店。体が女性化してしまった幼馴染みの智也。そしてVWと現実の両方で起きた殺害事件の容疑者が絞られた! VWに現れた自称“悪魔”の西は、ジンタと舞花の「恋」が人類を進化させるという、謎の言葉を残すが、その真意は?
真実を追う度に、混ざり合う現実と仮想空間。我々が見ているのは本当に真実なのか?ヴァーチャルに操られたまやかしなのか?
『週刊少年マガジン』で大ヒットを記録した、サッカー漫画の金字塔『エリアの騎士』。そのゴールデンコンビが描き出す仮想世界サスペンス第3巻!!
『64TOKYO』を管理・運営する「神さま」。VW内の舞花と付き合い始める。自身の創り出した世界が、現実に影響していることに戸惑う
『64TOKYO』の神のアバターで、仮想世界内の物質をコントロールできる。舞花と付き合い始め幸せの絶頂にいるが……
帝都大学病院の小児科研修医で、ジンタの憧れの女性。生前の西にストーキング行為を受けていた。ジンタと急接近し、一夜を共にしてしまう
『64TOKYO』のカフェに勤める、現実の舞花と顔も名前も同一の女性アバター。VW内でジンタの恋人になるが、現実での正体は不明
神の幼馴染みで、帝都大学病院担当のMR。ジンタとともに事件の謎を追いながら、現実の舞花に疑いを持つ。VWの影響からか現実での体が女性化していく
智也のアバター。ジンタの妹である女子高生という設定で、過剰なスキンシップが多い。『64TOKYO』が現実を侵食していることに気づき警鐘を鳴らす
捜査一課の警部で、西と倉敷の事件を担当。二つの事件に『64TOKYO』が関係していると睨み、捜査を始める
『64TOKYO』を捜査するための御堂のアバター。微妙に昭和64年とズレがあり、90年代ギャルが混じっている
帝都大学病院のエックス線技師で、舞花のストーカー。ジンタにアバターを消去された同日に、現実でも何者かに殺される
戦闘に特化した西のアバター。現実では相手にしてくれない舞花に襲いかかるが、「神さま=ジンタ」に消去されてしまう
帝都大学病院小児科の看護師長。ジンタがバイトするコンビニをよく利用しており、過去に娘を亡くしているらしい
倉敷のアバターでファッションモデル。西殺しの犯人を告げにジンタ達の前に現れるが、何者かに殺される
現実世界で死んだはずの西大輔の姿を借り、自らを悪魔と名乗って『64TOKYO』にやってくる。度々ジンタ達の前に現れるがその目的は謎
御堂の部下で、共に捜査に加わる警視庁の刑事。VWに対して理解があり、御堂に新たな世界を試すよう勧める
帝都大学病院の精神科医で、ジンタとは以前からの知り合い。事件に関してジンタの相談に乗り、独自の見解を述べる
製品名 | 神さまの恋人(3) |
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著者 | |
発売日 | 2019年12月06日 |
初出 | 『ヤングマガジン』2019年第31号~第34号、第36・37合併号~第41号 |