著
入江 喜和
旦那の愛人二人と奇妙な共同生活が始まろうとしている矢先、ゆりあ先生は次第に恋愛モードに。正月早々、刺繍の個人レッスンのため便利屋の伴ちゃんと二人きりでファミレスへ。レッスン後、互いの身の上を話すうち酒の勢いもありすっかり新年会モード。ぐっと距離が縮まった二人。そして帰り際、ゆりあ先生はキスしてまい・・・・・・?
大工の父と洋品店で働く母の間に次女として生まれた。自宅でフランス刺繍の教室を開いている。30歳で結婚。旧姓、長田
ゆりあの夫。もの書き。担当編集者だったゆりあに可愛いと告白し結婚。くも膜下出血で倒れたが最近意識が戻った
イケメンのゲイで、吾良の恋人。深夜にゆりあから呼び出されたことがきっかけで、吾良の介護に参加することに
ゆりあの家に手すりをつけに来てくれた28歳の便利屋さん。ゆりあと同じ名前の娘がいることがきっかけで、彼女から刺繍を習う仲になるが…
ゆりあの姉。夫も子供もいるが、現在18歳年下の男と恋愛中。口は悪いが、彼女の味方で、彼女が吾良の介護を引き受けるのを反対していた
吾良の母。ゆりあ達と同居している。人見知りで、吾良のヘルパーが来るたび奥に隠れる
吾良が倒れる前に面倒を見ていた女性。DV夫から逃げて暮らしていたが、子ども達とともにゆりあの家に同居し、吾良の介護に参加することに
小学3年生のみちるの娘。母が入院したため吾良を訪ねてきた。のちに母とともにゆりあの家に住むが、自分の状況を理解し気を遣っている
みちるの娘。姉のまにとともに吾良を訪ねてきた
製品名 | ゆりあ先生の赤い糸(5) |
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著者 | |
発売日 | 2020年01月10日 |
初出 | 『BE・LOVE』2019年8~12月号 |