著
カレー沢 薫
いわゆるひとつのバリバリのキャリアウーマンで、優雅な独身生活、余裕の老後を謳歌していたかに見えた伯母がまさかの孤独死。黒いシミのような状態で発見された。その死にざまに衝撃を受けた山口鳴海(35歳・学芸員・独身)の人生は婚活から一転終活へ。死ぬのは怖い。だけど人は必ず死ぬ。ならば誰より堂々と、私は一人で死んでやる。一人でよりよく死ぬためには、よりよく生きるしかない。愛と死をひたむきに見つめるフォービューティフルヒューマンライフストーリーの決定版誕生!
第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞
35歳、独身。都内にある美術館の学芸員。婚活とアイドルの追っかけに余念がない。伯母の孤独死に衝撃を受け、生き方を見つめ直す
いわゆるキャリアウーマンとして大手企業で活躍。独身貴族〜悠々自適のはずが孤独死
鳴海の同僚で官庁から出向中のエリート。日々楽しそうにしている鳴海が気になっている。呼吸をするように正論が口から出てくる
鳴海の愛猫。一人暮らしの希望の太陽
大手企業を定年退職後、自宅警備に従事。THE・昭和の思考の持ち主
専業主婦として子育てに明け暮れた日々を過ごしてきた。ヒップホップダンス教室に通っている
鳴海の弟。結婚し、子供が生まれただけで親孝行だと思い、両親の介護を姉任せにしようとする。女性が年上の年の差婚に差別的な考えを持つ
聡の妻。鳴海から以前、子育ての的外れなアドバイスを受けるなどして彼女に恨みを抱えている。そのため、那須田と鳴海の交際を認めたくない
鳴海の同僚で親友で老親の介護で悩む日々を過ごす独身
鳴海の元カレで生命保険会社勤務。鳴海の保険を見直すために10年ぶりに再会。結婚に焦った彼女が復縁を迫ると思って、おちょくろうと考えていた
製品名 | ひとりでしにたい(1) |
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著者 | |
発売日 | 2020年03月23日 |
初出 | モーニング増刊『月刊モーニングtwo』2019年9月号~2020年3月号 |