著
朱戸 アオ
自然豊かな山あいの村へフィールドワークに出た紐倉一行。村は40年ぶりの村長選挙の最中だった。現職の横井に対して立ったのは、村に設立された医療法人・薬師療会の会長幸田。幸田はうつやがんをも癒やすという。村長選のさなか、横井が全裸で村を走り回るという事件が起きた。幸田を怪しんだ紐倉と高家は、薬師療会に体験入会し調査を試みる(「デメテルの糸」)。
ほかに、警視庁国際テロリズム対策課情報担当官の死をめぐる謎を、世界一美しい蝶モルフォを絡めて描いた「プシュケーの翅」後半を収録。
スピーディな展開、タイトな構成、そして溢れんばかりの雑学と最先端知識盛り盛り。
今回も紐倉博士とともに、知のフロンティアへ、人間の深奥へ!!
義手の天才寄生虫学者。箱根の膨大な敷地に研究所をもつ
塾講師をしていたが、ある事件をきっかけに、紐倉の助手となる
内調健康危機管理部門の女性。紐倉には貸しがあり、アドバイザーの仕事を依頼している
製品名 | インハンド(4) |
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著者 | |
発売日 | 2020年07月20日 |
初出 | 『イブニング』2020年3号、4号、6号~9号、11号、12号 |