著
小山 宙哉
ムッタとフィリップが生活をしている月面基地から不時着したルナランダーまで、その距離約80キロ。何が起こるかわからない月面で、ムッタとフィリップは未経験の長距離移動に不安を隠せないでいた。そんな中、彼らに代わって地上で月面シミュレーションをするケンジとレイジだが、失敗続きに焦りを覚え始める。地上のタイガーチームは、果たして無事彼らが安全にルナランダーまでたどり着ける道筋を見つけ出すことができるのか――。
一度は諦めた夢を30代で叶えた宇宙飛行士。お調子者の面もあるが発想力、集中力に優れ、周囲から信頼されている。現在は月でミッションを遂行中
日本人最年少宇宙飛行士で日本人初のムーンウォーカー。月面事故でパニック障害になり、ロシアへ渡った。六太らの地球帰還を支援するレスキュー訓練に参加中
天文学者。六太と日々人を幼い頃から見守っている。夫が発見した小惑星を見るために月面望遠鏡計画を進めているが、現在ALSを発症し闘病中
NASA所属宇宙飛行士。六太らとともにCES-66ジョーカーズとして月面ミッションへ。現在、六太と二人きりで月面に取り残されている
六太の同期で親友のJAXA所属宇宙飛行士。月への椅子を六太と争い敗れるが、友情は変わらなかった。月面走行のシミュレーションで六太たちを支援
2025年の宇宙飛行士選抜試験で六太と出会う。3次試験落選後は民間企業に勤め、日本初の有人宇宙飛行を目指す。六太らの地球帰還に協力
六太と同期のJAXA所属宇宙飛行士。クールでポーカーフェイスだが弟思いの一面も。真壁とともに月面走行のシミュレーションで六太たちを支援
ロシアの英雄的宇宙飛行士イヴァン・トルストイの娘で、日々人に思いを寄せている。バレエダンサーを目指している
元軍人の宇宙飛行士で、六太たちの訓練教官。クールであまり表情が変わらず、仕事が早い。月から帰還後、次に月に向かった六太たちのキャップコムに
六太と日々人の父親。一見厳格そうだがダジャレやモノマネが好きで、基本的には放任主義。息子たちの打ち上げや帰還は必ず見守っている
六太と日々人の元気な母親。失業した六太の転職活動のため、日々人と協力しJAXAに履歴書を送った。いつも息子たちを暖かく見守っている
六太が好意を寄せるJAXA所属宇宙飛行士。元医師。父をALSで亡くしており、無重力環境でALS治療薬の研究を行うため宇宙飛行士になった
製品名 | 宇宙兄弟(38) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2020年08月20日 |
初出 | 『モーニング』2020年9号、13号、15号、19号、21・22合併号、24号、26・27合併号、29号、35号 |