著
宮下 英樹
家祖宗瑞より百年の時を経て、北条五代の築き上げし「法の国」が、今まさに豊臣秀吉の「銭の大国」に飲み込まれんとする折、秀吉のもとを訪れたのは、奥州の若き傑物・伊達政宗!! この地に集うすべての武将が「時代の終焉」の気配を感じ取る。応仁の乱より続いた戦国の世は、いかなる終わりを迎えるのか!? 運命の小田原合戦、ここに終結!!
秀吉の先手衆であり、淡路国を治める大名だったが、秀吉から命じられた島津討伐の際「戸次川の戦い」で大敗。現在は改易牢人の身に
権兵衛の上司にあたる。内大臣に昇官後、毛利・上杉家をも同盟国として、西国平定に乗り出す。朝廷から推挙され、関白太政大臣まで上り詰める
以前の通称は久太郎。かつて権兵衛と一騎打ちをした旧知の間柄。信長の小姓から出世し、信長の死去後は秀吉の旗下に入った
織田信長の姪で、秀吉の側室。秀吉の寵愛を受け、豊臣家の嫡男となる鶴丸を産む
相模国を統治する北条の5代目。小田原合戦に敗れ、家臣や領民の命を救うため自ら「敗将の道」を選び豊臣方に出頭。北条家の最期を見届ける
欧州攻略のため北条氏と同盟関係にあったが、小田原合戦を機に豊臣に臣従
三河・徳川家当主。小田原合戦後、北条氏直から鎌倉幕府の歴史書「吾妻鏡」を、「天下万民」を治める手立てとして託される
製品名 | センゴク権兵衛(20) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2020年08月05日 |
初出 | 『ヤングマガジン』2020年第12号~第15号、第17号~第20号、第22・23合併号 |