著
本島 幸久
超真面目人間、真中進一朗は腕を磨くためにゴルフのミニツアーに参加する。有名な大会のようにテレビ放映もなければ賞金も安い。そこに想定外の人物が現れた。通称『マグロゴルファー鉄』。普段はマグロ船の船長、かなり変則的なゴルフを繰り出す。追い込まれれば追い込まれるほど、鉄はそれを楽しんでいるようだ。進一朗は、そんな鉄に魅力を感じるとともに、「天才性」を見出すのだった。あらゆる手段と知力を尽くして勝ちにこだわるプロゴルファーたちを描く群像劇。
通称・マグロゴルファー鉄。普段はマグロ船の船長。予想のつかないゴルフをして、同伴者のペースを乱す。報酬とピンチがあると燃えるタイプ
プロゴルファーを目指している研修生。超真面目人間でゴルフのうんちくだけは豊富。鉄のゴルフに興味を持ち、彼にくっついて同じミニツアーをまわる
鉄の舎弟。鉄が面倒なことはすべてやらされている
現役大学生でプロゴルファーになった天才。実力の差を見せつけ、相手を戦意喪失させるため“棺桶のジョー”と呼ばれる。睡眠がうまく取れず、今はミニツアーに出ている
錠のキャディを務める。口が悪い彼をいつも叱っている
女子プロゴルファー。兎土ゴルフ倶楽部を知り尽くしていて、ここのミニツアーで男子の賞金ももぎ取る通称・ウドの悪魔。キャバクラ嬢の仕事もしている
去年の学生チャンピオンで有望な選手だが、鉄のゴルフにペースを乱され自信をなくす
製品名 | ダモクレスのゴルフ(1) |
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著者 | |
発売日 | 2020年10月15日 |
初出 | 『コミックブル』2020年4月~8月更新 |