著
ヨハネ
童話から始まる超本格ファンタジー!!
昔々のお話です。ある所におじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に(中略)――これはミコトの過去ではない。吉備津彦尊、またの名を“桃太郎”という青年がいかにしてミコトと出会い、そして別れたのかという記憶の旅である――…[二人のミコトを紐解く衝撃の過去編、一挙収録!!]
破邪の力を持つ桃の眼を宿すもう一人のモモタロウ。アルダイク王国の姫として育ったが、鬼と人との共存・和平を目指す旅に出る。仲間たちからの呼び名はサリー
鬼を殺すことに悦びを感じ、日本から海を渡った桃太郎。旅の道中でサリーと出会う。ミコトの名を継ぐ者として鬼を殺し続けているが...
卯人(亜人)の姿をした正体不明の存在。その姿から差別を受け続けていたが、サリーに出会い旅の仲間になる。死んでも転生を繰り返し、本来の力は魔王をも凌ぐ
元リムダール騎士団連隊長だったが、国を鬼に滅ぼされサリーの一行に加わる。騎士としての誇りとそれに見合った力を持ち、鬼とも渡り合う
元は「東の高鬼・眼鬼」だが、角と力の源である眼をミコトに破壊され人間と変わらぬ存在になってしまう。フラウに名付けられサリーの一行に加わるが、皇鬼の間者としても役割も併せ持つ
「西の魔女」として数百年生き続けており、フラウとは昔なじみでもある。サリーの旅の助けに度々登場する。普段は森の中で酒場を営んでいる
スメラギとも呼ばれる高鬼。表向きは共存派だが、目的の全容は明かさず、同胞の鬼を手に掛けることも躊躇しない。普段は牧師として人の世に紛れている
スメラギの元にいた元「髪鬼」。自らツノをえぐり取り、鬼としての力を破棄する。その後はミコトの一行に加わり旅を共にしている
ミコトに同行しているモモタロウの犬。ミコトのお目付け役としての役割も担っている
幼女の姿だが、高位の鬼を容易く創造することも可能な鬼神。面神鬼とも呼ばれる。皇鬼の側にいるようだが立場は明らかにしていない。おんぶされるのが好き
雷を操る鬼。ホーソンに破れ、皇鬼に殺されたが、その後転生して共存派の道を進んでいる
高鬼でとにかく目立つことを好む。さっぱりとした性格。共存を説くことに方針を定め、轟鬼と共に行動している
遊鬼のお付きの低鬼で遊鬼を主として健気に仕えている
周辺にいる者を眠らせ、悪夢を見せる鬼。轟鬼と共に行動している
元は魔王・クォーヴ。フラウに殺され黒い卯人となり、復讐するも再び敗れる。転生後に轟鬼たちと行動を共にすることになる
フラウに殺された高鬼。元々人との共存を望んでいたことから、クロウの監視役として蘇る
転生を司る天界の天使。かつての天界での戦争で三千万の悪魔を討ち取った「天弓」の異名を持つ
アトラよりも高位の大天使でクロウの転生を赦し、監視役として吸血鬼をその中に蘇らせた。クロウからは企みがあると指摘されたが真意は不明
製品名 | ピーチボーイリバーサイド(9) |
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著者 | |
発売日 | 2021年02月17日 |
初出 | 『少年マガジンR』2020年9号(『月刊少年マガジン』2020年9月号増刊)~2021年2号(同2021年2月号増刊) |