著
うぐいす 祥子
家族が怖い、恋が怖い、なにより私自身が怖い‥‥『死人の声をきくがよい』著者、最新ホラー。
神業寺マリは、彼女の家の住人たちが殺人鬼であることから、両想いの相手・花水木シゲルに本当の気持ちを伝えられずにいた。凄惨な血の儀式を経て、心の内に邪悪な何かを感じるようになってしまったマリ。どうやら失踪した兄も儀式で同じように変わっていってしまったようで!? 一方、同じく花水木に想いを寄せる美少女・狭山レナも暗躍し始めていた‥‥
地味で目立たない少女。家族が世界を滅亡から救うために猟奇的な儀式を行っている。花水木に憧れているが、家の事情もあり彼からの告白を断る
マリの同級生。頭は良くないがイケメンで、人の輪の中心にいる。交通事故にあった自分を助けてくれたマリに惹かれ、告白する
マリの弟。天使のように愛らしいが、神業寺家の儀式を楽しむ猟奇的な性格をしている。兄を崇拝し、父の跡を継ぐのは兄と自分だと思っている
神業寺家の当主として、猟奇的な儀式を執り行っている。正気を失っている長男ではなく、マリを自分の跡継ぎにしようと考えている
マリたちの母親。神業寺家の猟奇的な家風に馴染めず、心を閉ざしてしまったらしく、マリやサトルが話しかけても反応がない
神業寺家の家政婦さん。普段は朗らかだが、マリの家出を止めるために自分の耳を切り落として脅すほどの激情型の性格
マリの同級生で自他ともに認める美人。花水木のことが好き。花水木がマリを想っていることを知り、猟奇的な方法で彼女を陥れようとする
製品名 | ときめきのいけにえ(2) |
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著者 | |
発売日 | 2021年02月17日 |
初出 | 『少年マガジンR』2020年8号(『月刊少年マガジン』2020年8月号増刊)~12号(同12月号増刊)、2021年2号(同2021年2月号増刊) |