著
小山 宙哉
救援物資を手に入れ、一時の安らぎを得た月面のムッタたち。その一方で、地上ではシャロン天文台の記念すべき「ファーストライト」の準備が進んでいた。さらに、ムッタたちを救うべく、月への救出ミッションも本格始動!マクシム4が着々と月へ行く準備を進める中、二度目の月行きが目前に迫るヒビトの心中は――。
※ 第35回講談社漫画賞 一般部門 受賞
一度は諦めた夢を30代で叶えた宇宙飛行士。お調子者の面もあるが発想力、集中力に優れ、周囲から信頼されている。現在は月でミッションを遂行中
日本人最年少宇宙飛行士で日本人初のムーンウォーカー。月面事故でパニック障害になり、ロシアへ渡った。六太らの地球帰還を支援するレスキュー訓練に参加中
天文学者。六太と日々人を幼い頃から見守っている。夫が発見した小惑星を見るために月面望遠鏡計画を進めているが、現在ALSを発症し闘病中
NASA所属宇宙飛行士。六太らとともにCES-66ジョーカーズとして月面ミッションへ。現在、六太と二人きりで月面に取り残されている
六太の同期で親友のJAXA所属宇宙飛行士。月への椅子を六太と争い敗れるが、友情は変わらなかった。月面走行のシミュレーションで六太たちを支援
2025年の宇宙飛行士選抜試験で六太と出会う。3次試験落選後は民間企業に勤め、日本初の有人宇宙飛行を目指す。六太らの地球帰還に協力
六太と同期のJAXA所属宇宙飛行士。クールでポーカーフェイスだが弟思いの一面も。真壁とともに月面走行のシミュレーションで六太たちを支援
ロシアの英雄的宇宙飛行士イヴァン・トルストイの娘で、日々人に思いを寄せている。バレエダンサーを目指している
元軍人の宇宙飛行士で、六太たちの訓練教官。クールであまり表情が変わらず、仕事が早い。月から帰還後、次に月に向かった六太たちのキャップコムに
六太と日々人の父親。一見厳格そうだがダジャレやモノマネが好きで、基本的には放任主義。息子たちの打ち上げや帰還は必ず見守っている
六太と日々人の元気な母親。失業した六太の転職活動のため、日々人と協力しJAXAに履歴書を送った。いつも息子たちを暖かく見守っている
六太が好意を寄せるJAXA所属宇宙飛行士。元医師。父をALSで亡くしており、無重力環境でALS治療薬の研究を行うため宇宙飛行士になった
月面基地で宇宙飛行士のサポートをするAIロボット。正式名称はQT-4X(キューティーフォーエックス)、“ブギー”はアダ名
天文学者。JAXA宇宙赤外線望遠鏡SPICA(スピカ)のプロジェックト進行担当をする。ニッカリと歯を見せていることが多い、ご機嫌な大人である。口癖は「にゃあ」
ヒビトがNASAを辞めロシアに渡った折、ロスコスモスの新人宇宙飛行士用のアパートであるプロフィでヒビトの隣人だった。引っ越しの挨拶にと洗剤を持って訪れたヒビトを気味悪がり、互いに初対面の印象は良くなかった
ロスコスモスでヒビトと共に訓練をする同期。髪の毛の色より濃い眉毛と長い下まつ毛が特徴。ヒビトのことは「ヒビチョフ」と呼ぶ
ヒビトが尊敬する日本人宇宙飛行士。元甲子園球児で航空自衛隊パイロットを経て宇宙飛行士に。船外活動時間の長さ、司令船パイロットなど『日本人初』で有名人となるが、記者会見で笑顔が少なくコメントも堅苦しい為TVには向かない人
NASA宇宙飛行士室長。元宇宙飛行士。パニック障害を発症したヒビトに特別な思いがある。宇宙飛行士、NASA、政府、宇宙開発に携わる人々の想い…多くのものを背負いながら、彼は地上から宇宙飛行士たちを支え、決断していく
製品名 | 宇宙兄弟(39) |
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著者 | |
発売日 | 2021年02月22日 |
初出 | 『モーニング』2020年35号、38号、40号、44号、46号、50号、52号、2021年2・3合併号、8号 |