著
木尾 士目
『げんしけん』の木尾士目が描く工業高校×合唱の青春物語! 低い声にコンプレックスを抱える藤吉晃。工業高校に進学した藤吉は、合唱に意気込む同級生・木村仁と出会い、自分の殻をやぶり合唱に挑戦する! 合唱同好会として参加する初のコンクール、Mコンを終え、舞台は夏合宿へ! 練習と夏の風情を満喫する一行だったが、文化祭で歌う4曲の曲選びが予想外の大難航! ピアニスト・栞音への恋心と、合唱への思いの狭間で悩む藤吉が選ぶ一曲とは――。工業高校の日常と、歌で人の心が繋がってゆく青春模様です!
声変わりして極端に低くなった自分の声がコンプレックス。だがその人並外れた低音域の声に魅力を感じた木村から、強引に合唱部に誘われる
高校に合唱部を作ろうと、毎日放課後にいろんな場所で歌っていた。ソプラノのパートもこなすほどの高音域を持つ
高校で山城研究同好会を作ろうとしていたが、晃達と親しくなり、合唱同好会をかけもちすることに。合唱ではテノールを担当
金髪で、無愛想な性格。喧嘩っぱやく周囲から怖がられている。合唱ではバスを担当
ストイックだが不器用な面があり、周囲から「残念美人」とあだ名がつけられるほど。合唱では伴奏のピアノを担当
合唱同好会顧問。バレー部の副顧問とかけもち
建築科1年で栞音のクラスメート。ドジっ子の栞音を心配するオタク気質の女子。合唱同好会に入り浸るうち、指揮に興味を持つようになる
栞音、梢とともに建築科に在籍する1年生。合唱に興味はないが、栞音のドジが心配で梢とともに同好会の部室に入り浸っている
電子科1年で仁のクラスメート。晃の幼なじみでもあり、以前は不登校だった
栞音の幼馴染の高校2年生。手首を捻挫した栞音に頼まれ、Mコンの伴奏を担当した。合唱同好会の男子たちにより「マッシー」とあだ名される
仁の合唱団時代の同級生。高名な音楽家である仁の母親・礼香の弟子で、師の言葉通り仁の合唱にダメ出しをする。名前の読みは「ゆめるん」
建築科3年。その美貌とパワーで学校にいる女子のトップと言われている。昴聖や合唱部の存在が気になり、彼らに近づく
有名なソプラノ歌手で仁の母。コンタクトを忘れたことを指摘されてから気づくほどのド天然
晃の同級生。晃と同じく声が低いことがコンプレックスだったが、彼の合唱での歌声に魅せられ、文化祭の合唱バトルに出場し自信をつける
製品名 | はしっこアンサンブル(6) |
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著者 | |
発売日 | 2021年03月23日 |
初出 | 『アフタヌーン』2020年9月号~2021年3月号 |