著
足立 金太郎
34歳のシーズン、夏之介は先発として14勝を挙げ、見事「最多勝」のタイトルを獲得した。同じく「最多勝」投手則川を擁するPSをクライマックスシリーズで下し、GCは日本シリーズへ。準備期間中、夏之介はメジャー・リーグでのチームメイト、B・Lからナックルの投げ方を教わる。「新魔球」の虜になる夏之介は、練習するも体得するには難しい。古巣神宮スパイダースとの日本シリーズ、好調雪雄への、左のワンポイントとして登板する夏之介は、「ナックルカーブ」を実践するも、制球が定まらず四球で歩かせてしまうことが続く。昨年リーグ最下位だったGC、悲願の日本一を目指して。夏之介、ここが踏ん張りどころ!
先発投手としての活躍を求め、“球界の盟主”文京モップスから、FA移籍で「仙台ゴールデンカップス」に入団した
仙台ゴールデンカップス投手コーチで愛称はトク。夏之介とは同じ山梨出身ということもあり現役時代から人一倍かわいがっている
ゴールデンカップス監督。山梨県出身。監督に就任すると徳永、夏之介と同県出身者をチームに入れた
仙台ゴールデンカップスの若手投手トリオ「アマがき隊」の1人。スマホに依存しがちで、プチ炎上を起こしたことも
仙台ゴールデンカップスの若手投手トリオ「アマがき隊」の1人。3人の中で唯一オールスターに初選出される
仙台ゴールデンカップスの若手投手トリオ「アマがき隊」の1人。ゲンを担いでスマホ断ちしている
通称「BL」と呼ばれるメジャーリーガー。彼とキャッチボールをしたことから、夏之介はナックルカーブをものにするキッカケを得る
夏之介と仙台ゴールデンカップスの複数年契約を取りまとめたスポーツ交渉代理人。金に汚いが、球団と夏之介の間を取り持っている
二軍落ちになった夏之介とタッグを組むことになった元メジャーリーガーのキャッチャー。フレーミング技術と変な日本語を使う育成枠選手
製品名 | グラゼニ~パ・リーグ編~(11) |
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著者 | |
発売日 | 2021年03月23日 |
初出 | 『モーニング』2020年45号、51号、52号、2021年2・3合併号~7号、9号~11号 |