著
さおとめ やぎ
生き別れの“兄妹”は運命的に再会する。
ただの男女として──。
決して結ばれてはならない二人が織りなす
禁断純愛ラブストーリー!!
映画制作に熱中する大学3年生の百足心が出会ったのは、女優かと見間違うほどの美人・大迫瞳。彼女はなんと心が通う大学の新入生だった。心の脚本に惚れ込んだ彼女は、心と同じ映画研究会に所属し次第に惹かれ合っていく。だが、二人は知る由もなかった。恋に落ちた相手が、血の繋がった“兄妹”であるということを──。許されざる恋が始まる。
映画制作に夢中な大学3年生。女優と見間違うほどの美人の瞳と出会い、お互いに惹かれ合うが、付き合いはじめた途端、血の繋がった兄妹だとわかる
誰もが振り向くほどの美人女子大生。偶然にも心と同じ大学に入学し、彼の脚本に惚れこんで映画研究会へ所属することになる。兄とわかっても心が好き
心と瞳の通う大学の映画研究会代表。通称「巨匠」。見る目は確かで慕われる存在だが、マイペースな性格。心と瞳が恋人同士でありながら兄妹であると知り、心配している
映画研究会の新入生。お金が絡むことでは負けたことがないと豪語し、瞳を見て「この人、撮ったら金になる」と言い切った。兄である心と付き合う瞳の気持ちがわからない
演劇サークルに所属するイケメン。心たちの自主制作映画の主演として、巨匠が連れて来た。漢字が読めないおバカだが、演技力は本物。ゲイ。心と瞳が兄妹だと知っても応援する
1年生。ミスコンで優勝するのが夢。瞳と同じくファイナリストになるが、彼女をライバル視し、蹴落とすために付け回す。そのときに知り合った心に興味を持つ
心の父親の売れっ子小説家。作品が映画化もしており、女性人気が高い。心には18年前に離婚し、実の母親がいることを隠していた
瞳と心の実母。余命が長くないことから孝太郎と連絡を取り、家族を対面させようとする。サバサバとしてズケズケと物を言うタイプ
孝太郎の再婚相手で、心の育ての母。明るい性格で、瞳にも優しく接する。ムダ使いの多い孝太郎のことを怒りながらも、実はメロメロ
製品名 | 僕たちは繁殖をやめた(1) |
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著者 | |
発売日 | 2021年03月09日 |
初出 | 『マガジンポケット』2020年12月2日号~2021年1月6日号 |