原作
廣瀬 俊
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」
「イジメは娯楽」と主張する仙水への復讐計画も大詰め──。場所は大晦日の渋谷スクランブル交差点。黒瀬が仙水に仕掛けたのは「命を懸けた鬼ごっこ」。復讐犯から必死に逃げる仙水だったが、人混みの中で腹部を刺されてしまう。他人の痛みを理解しない仙水に、黒瀬は何よりも痛い現実を突きつける! ! 一方、黒瀬の復讐劇の裏ではもう一つのシナリオが動き出していた。入れ替わりから始まった物語は新たなフェーズへ!
教師になることを夢見る高校生。担任の白鳥に憧れていたが、実は凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメの加害者グループに屋上から自殺を促され、足を踏み外してしまい真下にいた白鳥と衝突して入れ替わる。教師として目覚め復讐を実行していく
黒瀬の通う高校の教師。人気もあり人徳もあるが、屋上から転落した黒瀬と衝突し、中身が入れ替わる。実は陰で悪事を働いていたようで…
黒瀬をいじめていたグループのリーダー格。ただ「面白いから」というだけでイジメを行い、他人の弱みも握り自分の安全は常に確保する狡猾さを持つ
イジメを最高の「娯楽」と言い切るクズ中のクズ。意識が戻り記憶を失った黒瀬を殺害することも目論むも、白鳥になった黒瀬の復讐に遭う
いじめグループのスクールカースト最上位であり続けようとするインスタJK。白鳥(黒瀬)に万引の現場を撮影されてしまい復讐の手伝いをさせられることになる
いじめグループの中にいた切木と付き合っていたが、実は不道とも二股をしていた。さらには白鳥(黒瀬)とも関係を持つなど何を考えているのかが読めない黒瀬にとっての地雷
いじめグループのひとり。白鳥になった黒瀬の復讐に遭い入院していたが目覚めた。仲間に裏切られたことを知り、学校へ乗り込んでくるが…
警視庁捜査第一課殺人犯捜査第十係群青班主任。白鳥の大学時代の同級生。白鳥(黒瀬)のまわりの生徒に起こった事件を調べている
黒瀬の同級生。入れ替わる前の白鳥に胡散臭さを感じていた
エイジの父で学校の顧問弁護士
製品名 | 復讐の教科書(5) |
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著者 | |
発売日 | 2021年03月09日 |
初出 | 『マガジンポケット』2020年10/28号~12/23号 |