著
TNSK
初めて師匠の前座を任され、さらに新人落語大会への出場も決まり、張り切るまめだ。
だが、その体に異変が……!
変化が保てなくなり、しっぽを隠せなくなってしまったのだ!
それでも高座に出続ける弟子を心配する文狐に、狸の里からの使者が告げる。
「このまま人間と暮らせば、まめだはただの狸になってしまう」と……。
夢を追いかけるため、師匠と一緒にいるために
まめだは「捨て身」の作戦に打って出る!
豆狸の女の子。文狐の寄席を見て落語の魅力に目覚め、落語家を目指す。文狐に弟子入りし、彼女を師匠と呼ぶ
人気落語家。弟子を持たない主義だったが、まめだの姿に心動かされ、弟子入りを許す。上方落語の名人「四天王」の一人
上方落語四天王の一人。チャームポイントはお尻
上方落語四天王の一人。かつて文狐がまめだを弟子にしたことを糾弾した
上方落語四天王の一人。文鳥と同世代。ヘビースモーカーで病弱
文狐の師匠で白團治の父。まめだが一時的にあの世に行ったときに初めて会う
新米落語家。前座。東京の極道・黒駒一家の跡取りだが、家を飛び出して落語の道へ
寄席で三味線と唄を担う「下座」。文狐も信頼する名手
黒駒一家のヤクザ者。しららに救われた過去がある
寄席のオーナー。「席亭」を務める
演目の間に舞台を整える「お茶子」
まめだの祖父。まめだを連れ戻しに来る
大阪によく出没していた名のある化け狸だったが、犬に襲われた人の子をかばって死ぬ
学問の神様。体の一部が狸のままになってしまったまめだを戻す方法を左衛門狸に教えてもらうため、一時的にまめだをあの世へ送る
人の世に生き続け、死後初めて狸だったと気づかれた大狸。まめだがあの世へ行って探していた人物
製品名 | うちの師匠はしっぽがない(5) |
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著者 | |
発売日 | 2021年03月05日 |
初出 | 『goodアフタヌーン』2020年10号~12号、2021年1号、2号 |