著
タダノ なつ
千田原一花は、高校2年の春に医師から余命2年の宣告を受けていた。
それから3年、大学2年になった一花はいつ終わりを迎えるかわからない日々を過ごしている。
そんなある日、彼女は偶然、大学を辞めた元哲学講師・萬木昭史と再会する。
想いを寄せていた萬木先生に出会えたことで一花の気持ちは、ふたたび燃え上がるが――。
はかない生を歩む一花と、静かに消えていこうとする男の、束の間の恋の物語。
3年前に余命2年と宣告された女子大生。好意を寄せていた萬木と再会し、会うようになるが、自分も余命わずかなことを告げられずにいる
一花が通う大学の元准教授。病気で余命宣告を受けて辞職し、無為に過ごしていた。一花と再会しともに過ごすようになるが、自分の死後の彼女を案じている
一花の弟。普段はぶっきらぼうで生意気な態度だが、余命短い姉のことを心配している。一花に萬木のことは諦めろと忠告する
製品名 | 束の間の一花(1) |
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著者 | |
発売日 | 2021年04月23日 |
初出 | マンガアプリ『Palcy』2019年7月~8月公開分 ※間話2019年8月~12月公開 他描き下ろし |