著
各務 浩章
かざりの母による放火で家を失い、
たんぽぽを助けたために父と妹は逮捕されてしまった。
居場所も、家族も、今度こそ本当にすべてを失ってしまった
たんぽぽは失意の中、冬の町をさまよう。
気力も体力もなくなり道に倒れた彼女は
何もかもを諦めようとするが…。
その時、世界が変わった――。
絶望に立ち向かう少女の物語、第11弾!!
「無作為選出対象者無視法」通称「くにはちぶ」に選ばれ、日本全国民から無視されることになった中学3年生。数々の不条理に屈さずに抵抗運動を行う
たんぽぽの親友。共に「くにはちぶ」という法律と闘う覚悟を決めている。動画配信者の「あざみん」でもある
「くにはちぶ」監督官。たんぽぽとその周辺で無視法違反がないかを監視している。10年前の「抱事件」で友人の抱を殺害している
「くにはちぶ」監督官。踏の先輩でもあり、抱事件にもかかわっている。這い上がるものを見るのが好き
たんぽぽの父。たんぽぽの活動を応援している
たんぽぽの妹。中学1年生。たんぽぽと同じ学校に通う
無視法違反をしないよう、きつくあざみに言い聞かせているが、あざみの意思を尊重する面もある
かつて敵対し、入院するまでになった華厳かざりの母親。たんぽぽに恨みを抱き、道端家を放火した
製品名 | くにはちぶ(11) |
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著者 | |
発売日 | 2021年04月15日 |
初出 | 『少年マガジンエッジ』2020年12月号~2021年3月号 |