著
楠 みちはる
工藤圭介、42歳。GT-R専門のチューニングメーカー代表。彼の作るGT-Rは絶品といわれ、数々の走り屋たちを魅了していた。ある時一台のポルシェターボが現れる。その車に乗った工藤は絶句し、自身の閉塞感から解き放たれるのを感じる。
若い頃の工藤をよく知るタレント・葉取よし彦とGT-Rバトルをすることになった工藤。CRS特製34R対ポルシェのスペシャリスト・明彦が組み上げた35R、2台のGT-Rの勝敗の行方は?
亡くなった佐伯の著書『4月の旅人たち』を軸に、工藤とマリコ、リカ、そして葉取。それぞれの人生が新たな転機を迎える。
GT-R専門のカーチューニングショップ”CRS”の代表。元は首都高で有名なGT-R乗り
CRSによく出入りしている、工藤の知り合い。彼とは長い付き合いで、昔は雑誌のライターをしていた
工藤の元嫁と暮らす一人娘だが、血のつながりはない。強引に工藤のもとに越してくる。クルマ雑誌の編集部でバイトし、高校卒業後は社員に
ポルシェ専門の整備をしている青年。首都高で工藤と競り合い勝ったことで、知り合いになる
島田グループの飲食部門を経営する会社の代表。元木明彦のかつての恋人
元首都高ランナーで自動車評論家。以前は中古車のブローカーだった。工藤と仕事上での関わりも深い
工藤の昔なじみでタレント。リカによる口述筆記で、クルマ雑誌でエッセイを連載中
工藤の元妻。雑誌「カー&ロード」の編集長。リカの上司でもある。工藤とは別れた後も良好でクールな関係でいる
製品名 | 首都高SPL(6) |
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著者 | |
発売日 | 2021年04月06日 |
初出 | 『月刊ヤングマガジン』2020年第4号、第5号、第7号~第10号 |