原作
ちべた店長
残りの余生を老人ホームで過ごしていた准さん。彼の目の前に現れたのは、昔、想いを告げず別れてしまった想い人・日向さんだった! それは、東京タワーが設立される頃のこと。誰にも言えない、恋だった。しかし再会した彼は、妻に先立たれ、准さんとの記憶も失われていた‥‥!
老人ホームでかつての想い人・日向と再会し、彼の亡き妻・薫のふりをしてスカートをはいて日向の前に現れるが…
准生のかつての想い人。妻・薫が亡くなったことを受け止められず、まだ生きていると思っていて、姿が見えないことで混乱した日々を送る。准生のことも忘れてしまった
日向の亡き妻。ときどき抜けている一面も見せたが、はつらつとした女性だった
結婚前に老人ホームで働いたときに、薫のフリをするよう准生に提案した人物。彼と日向の淡い恋の行方を見守ってきた
みのりの娘。学級閉鎖中の時間を持て余し、みのりに何か話をするようせがんだことで、スカートをはいた准生と日向の物語を聞くことになる
劇団の役者をしていて、その舞台をつくっていた慶章と交流するようになり、想いを寄せる。司会派遣の仕事に就いてから、日向から結婚式の司会を依頼される
武尾工務店勤務。准生の劇団のセットづくりに携わる。彼が出自で悩んでいたところ、その人の中身が大事だということを言って励ました
准生たちが暮らす老人ホームの所長。日向の先が短いことがわかり、薫のふりをした准生と同じ部屋で暮らせるよう取り計らってくれた
老人ホームの入居者でスーパーチェーンの名誉会長。女性へのセクハラがひどい。薫に変装した准生を冷やかしていたが、彼の懸命な姿を見て認めるように
老人ホームの入居者。准生が薫になりきり、日向の妻のふりをしていることをすんなり認めてくれた人物
製品名 | スカートをはいたおじいさん(上) |
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著者 | |
発売日 | 2021年09月17日 |
初出 | 『ヤングマガジンサード』2020年8号~12号 |