著
猪ノ谷 言葉
身長は、158cmから伸びなかった・・・。
藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。
モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。
そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?
千雪の所属事務所「Mille neige」がなくなる──? 東京ファッションウィークの審査結果を待つ育人のもとにもたらされた、非情な宣告。シャルから告げられた避けられない事実を、千雪は父・研二に自ら突きつけねばならず…。常に背中を押してくれた千雪のこらえきれぬ涙が、「EGAO」を率いる育人を大きな決断へと導く!
ファッションデザイナー。高校卒業後にアプロに就職し、合同展示会でチーフデザイナーを努めた「ノービス」で成果を出し、自身のブランド「EGAO」の名で独立
ミルネージュの社長の娘で、育人のクラスメイトだった。TGCスペシャルコレクションのファーストルックに選ばれるが……
綾野麻衣の孫で、芸華大在学時に学史上屈指の実力でコマンドール章を受章したトップデザイナー。アプロを退社し独立を決めた
アプロの第4ラインのチーフで柳田をアプロに引き入れる。育人の独立に協力し、アプロを辞める
柳田のもとで育人と出会う。モデルの才能を買われていたが、デザイナーを志す。育人の独立に駆けつけ新ブランドの一員になる
アプロで育人と同じブランドチームで働いていたパタンナー。「パタンナーといえば花丘」と自信過剰だが、実力は備わっている
ブランド「HAZIME YANAGIDA」を主宰するファッションデザイナー。千雪の父からの紹介で、育人をアルバイトとして雇う
アプロの代表取締役であり、遠の祖母。孫にアプロを継がせたかった想いがあり、遠が独立してアプロを辞めた後も気にかけている
TGCのキャスティング権を持つアジアトップスタイリスト。オーディションで千雪を気に入り、ショーのファーストルックに決める
ファッション界で絶大な影響力を持つ「オーシー・パブリケーション」の会長。ビジネスチャンスが広がっているアジア市場の開拓のために、ミルネージュを「BEYOND(ビヨンド)」の傘下に加わることを持ちかける
千雪の父でミルネージュの社長を務めている。経営難であるところにオリヴィアのオファーを受け、無理難題を覚悟で過去の過ちと事務所の起死回生を賭けることを決意
映画界の巨匠。TGCのランウェイで千雪を見て情熱を取り戻し、新作映画の出演依頼を送る
製品名 | ランウェイで笑って(21) |
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著者 | |
発売日 | 2021年05月17日 |
初出 | 『週刊少年マガジン』2021年第12号~第20号 |