著
安藤 なつみ
正真正銘クライマックス!!
女将の過去を聞いた七桜と椿は、事件の真相を探るために母の手紙を検め、山奥にひっそりと住んでいた多喜川の父・秀幸と会うことに。死んだと思っていた秀幸の口から語られる母の秘密に驚愕する二人。真犯人はまさか…!? 一方、何かを察知した女将は栞が持っている「あるもの」を手に入れて七桜のもとへ向かう。七桜のことを想い続ける多喜川もまた光月庵を訪ねて……!!
本編(あとがき含む)200超の大増ページ!
和菓子職人。「花がすみ」の店主で光月庵も継いだ。死んだ母との繋がりである和菓子作りが生きがい。幼い頃椿に「さくら」と呼ばれていた
老舗和菓子屋・光月庵の元跡取り。七桜だと気づかぬままプロポーズ。いつしか本当に好きになってしまう。父殺しの犯人を七桜と探すが…
椿の母。18年まえに夫・樹を亡くして以来、椿を光月庵の当主にしようと必死だった。実は百合子と樹の仲を引き裂き、彼と結ばれるため、結婚自体自ら仕組んだことで…
七桜の店「花がすみ」をサポート。家族で七桜のお母さんが作る和菓子のファンだった。樹を殺した真犯人を知っているようで…
薫の父。かつての今日子の不倫相手。死んだと思われていたが、山奥でひとり暮らしていた。椿の本当の父親。百合子の過去を知っている
亡くなった七桜の母。樹と両想いだったが今日子のせいで結婚できず。偶然再会した樹に誘われ光月庵で働いている最中、彼が殺され、その犯人にされる
殺された椿の父で七桜の本当の父。光月庵の旦那さま。七桜と椿が彼を殺した真犯人にたどり着くが…
薫の母。夫・秀幸と今日子の関係を知り、自殺未遂を起こす
椿の祖父の大旦那。光月庵の当主だった。火事で倒れ入院。除夜祭の後、亡くなった
椿の元婚約者。火事の中から椿を助け、顔に傷を負う
多喜川のかつての恋人で幼なじみ。今も多喜川に心を残しており、七桜に惹かれていく彼を見て、七桜を憎悪する
製品名 | 私たちはどうかしている(15) |
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著者 | |
発売日 | 2021年05月13日 |
初出 | 『BE・LOVE』2021年2月号~6月号 |