著・原作
ヨンチャン
子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。家族を失った悲しみに、人はどう向き合い、乗り越えるのか。佐山は自らの過去を明かし、患者に寄り添っていく。鍵になるのは、言葉にならない本当の気持ち。第5巻は「ステップファミリー」「グリーフケア」「完璧なダイエット」の3編を収録。
児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!! 「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
小児科の研修を経て、児童精神科で研修医をしている。うっかりミスを連発してしまうが、卓に発達障害だと診断される。自分の診察室ができ、張り切っている
志保の研修先である佐山クリニックの精神科医。発達障害の患者に寄り添った治療を進めている。自身も発達障害を抱えている
佐山クリニックに勤める臨床心理士。常に冷静に判断し、志保がパニックになってもうまく対応する
佐山クリニックの受付担当。赤ちゃんを抱えるシングルマザー。元演劇部で、志保の診察のトレーニングに付き合ってくれる。卓のことを「卓ちゃん」と呼ぶ
実家である「さやま記念総合病院」に勤務している卓の兄。父から指名があったため、彼に実家の病院へ戻るよう声をかけるが拒否されてしまう
卓の姉。佐山クリニックに「移転計画書」を届けに来たことがある
訪問看護ステーションの看護師。見た目はチャラいが、腕はよく患者に対する洞察力も鋭いことから、卓から信頼されている。冬でもサーフィンをする
療育施設「たぬきの家」で働く言語聴覚士。発達障害の子などの療育を行っている。元は小学校の先生で志保より年上。ゴスロリファッション好き
製品名 | リエゾン ーこどものこころ診療所ー(5) |
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著者 | |
発売日 | 2021年06月23日 |
初出 | 『モーニング』2020年38号、2021年11号、12号、14号~17号、19号、21・22合併号 |