紛争でしたら八田まで(6)

紛争でしたら八田まで(6)
著者
  • 田 素弘

掲載誌

内容紹介

イギリスを軸に、フリーの地政学リスクコンサルタントとして世界中で働く八田百合。彼女の仕事は、地政学に基づいた知性と、ちょっとの荒技(主にプロレス技)で世界中の事件を解決すること。ネイティブ・アメリカンの居留地に、百合の考えどおりのカジノ建設が開始した。しかし、百合の思惑とは違うことに。キーは「総選挙」!? イギリスでサッカー観戦をしていた百合に、監督の依頼! 「地政学」を使えば強いサッカーチームになれる!? そして、グローバル社会に翻弄された「島」で百合を待ち受ける事件とは。「ゴルゴ13」のさいとう・たかをさん、社会学者でコメンテーターの古市憲寿さん激賞! 世界を行った気分で楽しめる地政学活劇、第6巻!!

登場人物紹介

  • 八田 百合

    フリーの地政学リスクコンサルタント。地政学に基づいたチセイと、ちょっとの荒技(主にプロレス技)で、警察が介入しにくい世界で起きている紛争を解決していく

  • ルーベン・ワイオラニ

    ナウル共和国の腐敗政治を追及した政治家だったが、現在は資源豊富なナウルの自然とともに生きている。ロナルドが買収交渉をしたがっていた一軒家のオーナーで、彼の親友

  • ドミニク・ワイオラニ

    ナウル・トラスト・コーポレーションの社長でルーベンの息子。ロナルドが買収したがっていた一軒家を怪しいビジネスに利用しているようで…

  • タマトア

    ナウル共和国の新聞記者。ドミニクの悪事を暴こうと追っている

  • ロナルド・ケケ

    ボスの友達でオーストリアのある土地の購入を進行中。そこにある一軒家のオーナーとの買収交渉を八田へ依頼。自ら動かないのには理由があるようで…

  • カイ

    タンザニアで百合に計画を潰されたことから、彼女に興味を持ったディバイダー(分断者)。百合とは同業だがスタンスは異なる。アメリカでの百合の案件を利用し、ある依頼を遂行した

  • アレックス

    百合の同居人で元同僚でもある。百合に厳しい口調で接するのは、彼女の無茶を心配しているため。情報解析能力が高い。彼氏はイギリスの秘密情報部に所属しているらしい

  • ボス

    百合の元勤務先「セントポールズアシスタンス」に勤務。百合とは電話とメールのみのやり取りなので姿を見せたことがない。ワイフの尻に敷かれている

  • キッド・ローレン

    百合を知るイギリスの少年。自身が所属するサッカーチームのエースが引っ越しでいなくなる前に、試合に勝たせてほしいと八田に依頼する

  • エヴィー

    キッドのいるサッカーチームでエースの女の子。百合いわく妹に似ている

  • ウィル

    百合にコンサルを依頼したディベロッパーに勤める。自分が住むローナンクリーク市を愛する。テレンス、ビクター、エドマンドとは大学時代の友人だった。共和党寄り

  • テレンス

    百合にコンサルを依頼したディベロッパーと対峙している上、カイにコンサルを依頼した企業に勤める。旧友であり同業種に勤めるウィルとよくケンカをする。民主党寄り

  • ビクター

    ローナンクリーク市に住むネイティブ・アメリカン。一族の意見を尊重しつつ、貧困に苦しまないよう新しい道を探している

  • エドマンド

    オハイオ州の下院議員。先祖代々民主党。温和だが政治的なしたたかさを持っている。ローナンクリーク市をよくしたいと思ってはいるが…

製品名紛争でしたら八田まで(6)
著者
  • 田 素弘

発売日2021年06月23日
初出『モーニング』2021年11号、13号~16号、18号、19号、21・22合併号、24号

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