青色ピンポン(3)

青色ピンポン(3)
著者
  • 音羽 さおり

掲載誌

内容紹介

その春、久々守秋人は高校入学を控えた15歳だった。 徐々に記憶を失っていく病におかされた秋人は、理心高校の2年生・夏目遥と、彼の身体に刻み込まれた“卓球”に出会った。 「美しいと思った」「どうしても欲しいものができた」…。だって、脳がすべてを失っても、肉体は“それ”を忘れない。だから、これは。 すべてを懸けるに値する出会いだった━━。
決して忘れ得ぬものを手に入れるため、初心者・秋人の挑戦がはじまる。

徐々に記憶を失っていく病におかされた少年・久々守秋人は、強豪・理心高
校卓球部に入部した。部員それぞれの意地と誇りをかけた、一泊二日の部内対抗戦。実戦を重ね、飛躍的に伸びる実力に反比例するように、秋人の記憶には、ぬぐいようのな
い霞がかかっていく。不安に砕け散りそうな心を抱えたまま、それでも秋人は“今を生きること”の意味を求め、あがき続ける。

製品名青色ピンポン(3)
著者
  • 音羽 さおり

発売日2021年06月15日
初出『コミックブル』2020年10月~2021年3月更新

キーワード検索

キーワード検索

絞り込み検索