著
二ノ宮 知子
「もうこれ以上、何も失いたくない」――。
4月、高校3年生になった志のぶ。
顕定の29歳の誕生日がもうすぐ迫っているということで、虎徹の一言をきっかけに、みんなでサプライズパーティーを開くことに!
一方、姉の義父が怪しい合成ダイアと、高価な”赤い石”を持っていると知った鷹。顕定の誕生日当日、とある危険を冒して…?
点と点が線で繋がり、衝撃展開が続くサスペンスフルな第14巻!!
質店・倉田屋の娘。高校2年生ながらお店に出て、宝石の鑑定に天賦の才を発揮する。顕定とは一応、婚約中
名家の出ながら幼い時に倉田屋に預けられた。表の顔は高級宝石店・外商。しかし彼には志のぶも知らない裏の顔があるようで…
顕定の友人のデザイナー。顕定の秘密を知り、協力している
宝石のバイヤー。タイで買い付けをしていたが日本に帰国し、鷹臣の家に居候している。児童養護施設育ち。母は加治木晴子のようだが…
顕定の叔父。顕定が倉田家に預けられる半年前に行方不明に。北上家が離散した理由を握っている人物とされている
人気モデル。家族に裏切られた体験から兄の存在は世間には伏せている。顕定のことが気になっている
実業家。乃和の兄。北上家に父・銀一がしたことを知っているようで、顕定のことを監視している
乃和と菖蒲の父。ニセの宝石を売って儲けていた。かつて北上家のパーティで晴子をナンパした。北上家とは過去に何かあったようで…
虎徹の母親。義実が残した合成ダイヤを研究していたと言われている。銀一に追われたため虎徹を産んですぐ施設に預けた
鑑別機関が看破できない合成ダイヤの研究所所長の秘書。菖蒲の女だが、彼を信用していない
志のぶの母。離婚して志のぶを育てるシングルマザー。能天気でミーハー。倉田屋を切り盛りしている
鷹臣の姉。結婚が決まり、鷹臣にマリッジリングのデザインを依頼する
芙美子の婚約者。ヴァイオリニストでドイツのオーケストラに所属しており、結婚後は芙美子とともにドイツに住む予定。父を嫌っている
洋之助の母。愛犬を亡くしたばかりでペットロスになっている。夫・弘明による長年のモラハラと不倫に耐えている
洋之助の父で、千香子の夫。衆議院議員。2カラットの合成ダイヤを複数所持している
製品名 | 七つ屋志のぶの宝石匣(14) |
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著者 | |
発売日 | 2021年07月13日 |
初出 | 『Kiss』2021年2月号、4月号~6月号 |