著
鳴見 なる
「紗月のことも石原さんのことも好きだから、どっちとも付き合わない」考え抜いた末、出したはずの答えなのに罪悪感が残る直人。そんな中、多摩代さんから取り壊しになる信州の実家からPCを回収してきてほしいとの依頼を受ける。そこは直人が家族と共に過ごした場所であり、紗月と初めて出会った場所だった――。
両親と死別して叔母の元で妹と暮らしている男子高校生。妹思いで良い兄ではあるが、なんでも抱え込む傾向にある。優柔不断で決断力も弱い
信州に住んでいた頃の直人の幼なじみ。過去に彼が大切にしていた畑を荒らしたことがあるが、真相は不明。直人への恋心を自覚し、思わせぶりな行動で振り回している
誰もが振り向くような美少女。直人とは恋人同士になるものの、すれ違いがあり別れてしまった。彼女としてはやや重ため
小学4年生の直人の妹。常にお兄ちゃんの一番でありたい甘えん坊で、時に兄の悩みになることも。紗月や紫のことを最初は敵対視していたが、徐々に打ち解けている
直人の同級生の男子で女子人気も高いイケメン。直人や紗月、紫などの間をフォローしてくれる。何かワケアリな部分もあるらしいが人には見せない
直人の中学時代の後輩で、陸上のスポーツ推薦で東京にやってきた。陸上に嫌気がさして最近はサボりがち。直人を意識しており、なにかにつけてアプローチするが振り向いてもらえない
直人、鈴白の父方の叔母。兄である彼らの父親のことが好きではないが、二人を引き取ることにした。厳しい性格だが頼れる大人
石原さんの弟。幼い頃は病気がちで、親のサポートが必要だったことから引け目を感じていた。姉のことが心配
石原さんの母親。徳井とは顔見知り。高校生の恋愛について直人に諭すこともあった。彼のことは評価している
高校2年生。文化祭事務局の委員で、常に手が隠れた服を着ている。マイペースでおっとりした話し方が特徴
小学校4年生。鈴白の友だち。大人っぽい顔立ち。短い文節で話すクセがある。よく直人の家へ遊びに来る
直人が信州にいた頃に住んでいた家の大家の孫娘。大学生で時々、祖母の不動産業の手伝いをしながら、ガールズバーでバイトをしている。昔、直人の父に恋愛相談をしたことがある
製品名 | 渡くんの××が崩壊寸前(11) |
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著者 | |
発売日 | 2021年08月05日 |
初出 | 『月刊ヤングマガジン』2021年第3号~第8号 |