著
大久保 篤
全人類は怯えていた──。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物“焔ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命! とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焔ビト”との戦いの日々に身を投じる!! 燃え上がるバトル・ファンタジー、始動!!
“大災害”開始! 破滅の使徒と特殊消防隊の死闘、各地で勃発!! 第1の前に現れたのは、まさかのレッカの“ドッペルゲンガー”! 親友との哀しき再会に湧き立つ絶望。動揺するカリムの答えはーー。アーサー&ヴァルカンは、ジョヴァンニに体を乗っ取られたユウの元へ急ぐべく、試練攻略に挑む。そして、宿敵・ドラゴンと騎士王の最後の戦いが迫るーー!!
第8特殊消防隊二等消防官で第三世代能力者。人体発火から人々を救う“ヒーロー”を目指す。“アドラバースト”という特別な炎を持つ。多摩湾沖で敵を倒したあと消えてしまった
第8特殊消防隊二等消防官で第三世代能力者。訓練校からのシンラの同期。自ら「騎士王」を名乗り、自分なりの騎士道を征く。妄想で強くなる変なやつ
第8特殊消防隊大隊長。無能力者だが鋼の肉体を武器にした戦闘スタイルで、大隊長に相応しい実力と人格を持つ
第8特殊消防隊中隊長。第二世代能力者。クールでドライな元軍人。厳しいシゴきで新人に恐れられる。愛銃は“焔ビト”になった親友の形見
第8特殊消防隊小隊長。第二世代能力者。炎を操り格闘技術にも優れた元軍人。クールだが恋話に目がなく、頭の中が”お花乙女畑”な残念美人
聖陽教会のシスターで、その祈りは“焔ビト”鎮魂に欠かせない。性格はまさに天使。発火能力が発現する。シンラと同時に姿を消した
第8特殊消防隊二等消防官で第三世代能力者。“第8”預かりの第1の新人。猫又のような炎を操る。浅草での修行で一皮むけた
第8特殊消防隊機関員。炎と鍛冶の神と称される、当代随一の技術者。彼の造る兵器で“第8”は大幅戦力アップ。アーサーに同行し、教会での試練を見守る
灰焔騎士団団員でDr.ジョヴァンニが送り込んだスパイだったが、第8の一員に。第三世代能力者。触手状の炎を操る
科学捜査員。灰島重工から“第8”に化学班として派遣されてきた天才。灰島のスパイだと自白
“屠リ人”と呼ばれる伝道者の矛のひとり。凄まじい圧、吐きかけるだけで燃え上がる息、硬い鱗。その名に違わぬ竜の力でアーサーと激闘を繰り広げている
ヴァルカンの弟子を自称する第8預かりの少年。Dr.ジョヴァンニに体を乗っ取られ、異形の姿と化しながら大災害の鍵を差す
元第3特殊消防隊大隊長であったが、灰島工場とも繋がっていた伝道者一派。天照のキーを狙ってヴァルカンに度々圧力をかけていた
第1特殊消防隊のかつての中隊長。熱血クソ野郎で、すでに死んでいるが、“ドッペルゲンガー”として出現。「一緒に世界を滅ぼそう」と第1の面々に呼びかけ絶望をもたらそうとする
第1特殊消防隊中隊長で神父。第二世代能力者。どんな熱でも冷やすことができる“熱音響冷却”の能力を使う。親友の烈火に生前の行いと夢を問いかける
第1特殊消防隊中隊長で神父。第三世代能力者。指先に熱を集中させて灯籠拳で戦う。烈火の事件でカリムをかばい右腕を失った。再び現れた烈火を「虚像」と喝破して攻撃する
聖ラフルス修道院で子供たちに人体実験をしていた。全身の筋肉を小刻みに振動させ熱を発生させる“シバリング”という能力を使う
シンラの生き別れの弟で、“伝導者”の騎士団団長。自分以外の空間の時間を止める能力を持つ。ハウメアに操られていた
“白装束”のひとりでショウの“守り人”。炎で作った弓矢で攻撃する能力を持つ。ショウの脱走に同行する
“伝道者”の戦闘員“白装束”のひとり。マインドジャックして人を操ることできる厄介な能力者。口が悪い
“白装束”のひとりで、ハウメアの守リ人。質問攻めが得意なよく喋る男。カウンターにより爆発を起こす攻撃力と、圧倒的な耐久力を誇る
製品名 | 炎炎ノ消防隊(30) |
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著者 | |
発売日 | 2021年08月17日 |
初出 | 『週刊少年マガジン』2021年16号~25号 |