著
TNSK
狸化問題の解決策を求めて、
地獄へ向かったまめだ。
人の姿を保ったまま死んだという
伝説の狸・左衛門に、アドバイスを仰ぐためだ。
だが地獄で出会えた左衛門は、
鍵を握るアイテム「狸の金印」が閻魔大王に
奪われてしまっていると告白。
それぞれの夢のため、ふたりの狸が地獄で閻魔と対決する!
人気落語家。弟子を持たない主義だったが、まめだの姿に心動かされ、弟子入りを許す。上方落語の名人「四天王」の一人
豆狸の女の子。文狐の寄席を見て落語の魅力に目覚め、落語家を目指す。文狐に弟子入りし、彼女を師匠と呼ぶ
文狐の師匠で白團治の父。まめだが一時的にあの世に行ったときに初めて会う
落語家。白團治の弟子で、まめだと仲がいい。最近、中座に昇進。東京の極道・黒駒一家の跡取り娘だったが、家を飛び出して落語の道へ
上方落語四天王の一人。博打好きで借金ばかりだが弟子たちからは慕われている。チャームポイントはお尻
学問の神様。雷を操れる。体の一部が狸のままになってしまったまめだを戻す方法を左衛門狸に教えてもらうため、仮死状態にして一時的にまめだを地獄へ送る
人の世に生き続け、死後初めて狸だったと気づかれた大狸。まめだが地獄へ行って探していた人物
大阪によく出没していた名のある化け狸だったが、犬に襲われた人の子をかばって死ぬ。まめだが一時的にあの世へ行ったときに再会する
まめだが「じっちゃん」と呼ぶ彼女の祖父。人間と暮らすまめだを心配し、連れ戻しに来る
一見気弱そうに見えるが、意外と手強い。狸が人間の姿のままでいられる“狸の金印“を左衛門狸から奪い、それを取り返したまめだを現世に戻さないように追いかける
寄席・春来亭のオーナー。「席亭」を務める
上方落語四天王の一人。かつて文狐がまめだを弟子にしたことを糾弾した
上方落語四天王の一人。文鳥と同世代。ヘビースモーカーで病弱
寄席で三味線と唄を担う「下座」。文狐も信頼する名手
演目の間に舞台を整える「お茶子」
黒駒一家のヤクザ者。しららに救われた過去がある
製品名 | うちの師匠はしっぽがない(6) |
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著者 | |
発売日 | 2021年08月05日 |
初出 | 『good!アフタヌーン』2021年3号~7号 |