著・原作
ヨンチャン
子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。摂食障害、不登校、性自認――。突然の事態に直面し、わが子に向けていた愛情が、親の心を蝕むものに変わっていく。児童精神科医が示すのは、干渉と信頼のバランス、親と子の適切な距離感。第6巻は「完璧なダイエット」「カサンドラ」「夜間託児所」の3編を収録。
児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!! 「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
小児科の研修を経て、児童精神科で研修医をしている。うっかりミスを連発してしまうが、卓に発達障害だと診断される。自分の診察室ができ、張り切っている
志保の研修先である佐山クリニックの精神科医。発達障害の患者に寄り添った治療を進めている。自身も発達障害を抱えている
佐山クリニックに勤める臨床心理士。常に冷静に判断し、志保がパニックになってもうまく対応する
佐山クリニックの受付担当。赤ちゃんを抱えるシングルマザー。元演劇部で、志保の診察のトレーニングに付き合ってくれる。卓のことを「卓ちゃん」と呼ぶ
実家である「さやま記念総合病院」に勤務している卓の兄。父から指名があったため、彼に実家の病院へ戻るよう声をかけるが拒否されてしまう
卓の姉。佐山クリニックに「移転計画書」を届けに来たことがある
訪問看護ステーションの看護師。見た目はチャラいが、腕はよく患者に対する洞察力も鋭いことから、卓から信頼されている。冬でもサーフィンをする
療育施設「たぬきの家」で働く言語聴覚士。発達障害の子などの療育を行っている。元は小学校の先生で志保より年上。ゴスロリファッション好き
製品名 | リエゾン ーこどものこころ診療所ー(6) |
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著者 | |
発売日 | 2021年09月22日 |
初出 | 『モーニング』2020年第39号~第41号、2021年第23号~第25号、第27号~第29号 |