著
タツヲ
「君たちはこの村で魔法使いとしてなんらかの成果を上げなければならない。」ゼロにそう言われ、村で各自自分の店を持つことになった若き魔法使いたち。ホルトは便利屋、クドーは村の診療所の手伝い、そしてセブはそんな彼らを補佐する魔力屋として村で仕事をはじめた。だが、彼らはすぐさま己の無力さを思い知ることに…。『ゼロから始める魔法の書』の虎走かけるがおくる本格ファンタジー、挫折と成長の第4巻!!
魔法学校始まって以来の劣等生だが、無限の魔力量を持っている少年。とある出来事から入学以前の記憶はほとんど無い
悪魔の子と呼ばれて育ち、魔法使いとは禍根のある教会に預けられ魔法学校に送り込まれた反魔女派の偵察要員。学校で一番の秀才でもあり、教会に背くか否かで悩み、卒業を引き延ばすために特別実習に参加
「黎明の魔女」と呼ばれる魔法使い。見た目は幼女だが、契約している“ルーデンスの魔状”という悪魔の力が原因。特別実習の引率としてセービルたちと同行している
見世物小屋にいた暗い過去を持つ“獣堕ち”と呼ばれる半人半獣の生徒。セービルたちとは別行動で特別実習に参加。感情によって体色が変化するので絶望的に嘘がつけない
セービルの記憶に唯一存在していた魔女。ゼロの書の著者でもあり、魔法使いの始祖。特別実習先の村を統べており、実習生たちに新たな課題を与える
ゼロの兄で、セービルの父。自分に抵抗する魔女を殺し回って死んだ魔女から魔力を奪っていた邪悪な魔術師
ゼロのパートナー。ときどき彼女の店に泊まる。セービルやホルトたちの面倒見もいい
アルバスを主とする警備部隊長。ゼロと傭兵が隣村へ行くことになり、その間の魔女のいる村の安全を預かることになるが、何か企みがあり村に来たようで…
魔女のいる村をゼロと協力して治めてる、元<女神の浄火>の一人。村人からの信頼も厚い。かつての経歴から、厳しいながらも的確な忠告をしてくれる
ネズミの獣堕ち。ネズミと意思疎通がとれ、その情報を集めて道案内ができる
魔女のいる村に住む少年。大人にかまってもらえず、自分とよく遊んでくれるセービルに懐いている
ライオスの父。森で起きた出来事により、セービルにライオスと会わないよう伝えにくる
かつて魔女と対立していた時代に、教会が組織した訓練された死刑囚の集団<女神の浄火(デア・イグニス)>の裁定官。杭と炎の紋章が目印。ホルトを内偵として送り込んでいた
魔法学校の学長。古の魔術を操る。魔法を人々の既知のものにし、魔法使いとの根深い対立感情を軟化させるべく特別実習を計画した
クドーが救われ、憧れる「破竜王」の称号を持つ白銀の竜を駆る教魔兵団の騎士。ゼロとは旧知の仲
製品名 | 魔法使い黎明期(4) |
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著者 | |
発売日 | 2021年10月07日 |
初出 | 『月刊少年シリウス』2021年5月号~10月号 |