著
朱戸 アオ
CEOと従業員の経済格差が千倍以上の巨大企業への犯行予告があった。それから3年、犯行予告された企業の一つ・ワイルドスペース社がロケットの発表中に襲われた。さらに日本のロケット発表会の現場も襲われる。その放送を見ていた石井大良は、幼少時父親を殺したと思われる男の顔をそこで発見。現場に向かうが…。格差が生まれ続ける世界を横断するクライムサスペンス、開始!!
元警察官。人の顔と名前を覚えるのが得意。父を殺した佐藤を追っている。彼が所属する組織・ダーウィンクラブになんとか潜入した
3年前の世界への犯行予告、台場爆発事件に関わっているダーウィンクラブに所属。テロの火災で死んだはずが、生きていて、同じ顔の人間が複数いる
大良の元上司。警察内部に怪しい組織の人間が入り込んでいることに気づいていて、彼らを見つけ出すために、高津とともに大良のバックアップをする
公安部刑事。仲間になった大良を松井とともにバックアップする。彼女の実家である中華料理店を秘密の会合場所に使っている
大良の妹。多少大雑把な性格だが、刑事をやめた大良に優しい。父親が死んだ時はとても小さかった。勤めていた会社で強姦未遂にあい、退職することに
大良、宮本、松井の元上司。朗らかで飄々としているが、宮本の死に関わっていて、彼の死の直後に警察をやめた。ダーウィンクラブで大良と再会
ダーウィンクラブに所属。大良を可愛がっていて、彼をクラブに誘った。数多くのレストランを経営している。今の社会がよくないと思っている
ダーウィンクラブのために働き、クラブに反する動きをする者にはクラブの印を焼きごてで消し、忘却刑と称して記憶を消す
佐藤との付き合いが長く、彼の手伝いをしているダーウィンクラブの人間。殺し、死体の処理など、ダークな仕事が得意。普段は整形外科医をしている
台場爆発事件特別捜査本部にいる大良の警察官時代の先輩。人の顔と名前を覚えられる彼の能力は買っているが、空気が読めない言動に呆れている
大良がタッグを組んでいた後輩。変わった言動が多い大良を面倒くさいと思いつつ、実は鋭いことを知っている。組織に目をつけられ殺された
大良の父。自転車屋を営んでいたが、2011年に佐藤に殺される
製品名 | ダーウィンクラブ(1) |
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著者 | |
発売日 | 2021年10月21日 |
初出 | 『モーニング』2021年30号~32号、34号~36・37合併号、39号 |