著
紺乃 ユウキ
いま時代は「異世界」から「い世界」へ!あらゆる転生もの、その常識のななめ上をいく「無」知力バトルがその火ぶたを切る。「偏差値10」という輝かしい成績を誇った、中学生・田中竜一は、少年のような気持ちで、ちょうちょを追いかけているうちに、異世界……いや彼の国語力に準じて「い世界」へと足を踏み入れる。魔族が跋扈する「い世界」でのサバイバルは困難と思われたが、その「い世界」の住人たちは漢字を書いてみせた竜一になぜか驚愕し、彼を聖剣のもとへと誘った。そう、この世界の住民は、みんなとんでもないバカだったのだ!「知恵の勇者」となった竜一はこの世界を震撼させている「魔族四天王」を倒すべく、「10まで数を数えられる賢者」……の娘ミシェルとともに、「い世界人」を再教育する壮大なる旅に出る。「なんで僕が東大に」を超える「なんで僕が知恵の王に」のだいご味をご堪能あれ~
偏差値10という成績を誇る中学生。「い世界」に足を踏み入れると、知恵の賢者ともてはやされ「い世界人」で魔族を倒す旅へ出ることに
「い世界」にいる“10まで数を数えられる”賢者・ラシェルの娘。田中が漢字を書けることに目をつけ、聖剣の封印を解くよう依頼し、ともに魔族を倒す旅へ出る
ミシェルの父。賢者と言われているが10までしか数を数えられず、知恵がない。聖剣の封印も解けなかった。それに成功した竜一を新たな国の王として迎えようとする
人間よりも知恵があることで彼らを支配しようとしている。そのために魔族の四天王を使う
魔王の部下である四天王のひとり。人間たちの監視が役目だが、でしゃばって聖剣の封印を解こうと挑戦したが失敗
四天王のひとりである牛頭の大男。あらゆる武器を使いこなす四天王随一の武闘派。拳銃を武器にするが、なぜか撃つ攻撃ではなく、投げつける攻撃
四天王のひとり。ほかの四天王たちと比べ、冷静な分析をする。キレイ好き
四天王のひとり。竜一の話を聞き、我先に彼と戦いたいと意欲を見せる
製品名 | 偏差値10の俺がい世界で知恵の勇者になれたワケ(1) |
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著者 | |
発売日 | 2021年10月13日 |
初出 | 『コミックDAYS』2021年4月~7月 |