著
宮尾 行巳
『五佰年BOX』宮尾行巳が描く、本格中華ファンタジー!
不老不死の異形「羽人」同士の激闘から8年後。
闘いに敗れた殷雷は、都から遠く離れた村へ。
自らが羽人であることを隠しながら、かつての主の娘・蛍火とともに平穏な日々を送っていた。
「蛍火には、これから良い人生を送ってほしい」
そう願う殷雷だったが、ある日都から「皇帝の命を受けた使い」が来てしまう。
一方、もう一人の羽人に殺されたはずの元将軍・風洪は、地獄の底で目を覚ましていた。
人の理より解き放たれた「羽人」と呼ばれる存在。不死の力を完全なものとしようとする天帝・英陵にその命を狙われている
暁国皇太子だったが、狼山から羽人を引き継ぎ、皇帝より上の天帝に。気が弱かった性格が荒々しくなり、もうひとりの羽人である慇雷の命を狙っている
暁国第16代皇帝。代々、羽人を引き継いでいて、命を狙われたときに、英陵へその力を受け渡す
暁国の左大夫で総大将だったが、英陵が羽人となった姿を見たのちに処刑された。だが自らも羽人となって生き延び、若返った体で皇帝への復讐を誓う
風洪の娘。彼が罪人となったため蒼家が皆殺しになったものの慇雷に救われた。彼の子として暮らすことに
暁国の第2皇子で英陵の弟。皇帝の座を狙い、英陵を陥れようとしていた。それがバレ、彼が天帝に就くため、その代わりとして皇帝になる命を受け入れる
奴隷に身を落としていた風洪と行動をともにすることになった盗賊。狼山の羽人探しの際に両親を殺された過去があり、復讐のために風洪とともに都に向かう
丁影の弟で兄とともに盗賊をしている。血気盛んでおバカな発言も多いが、風洪の過去の話に同情するなど情にもろい一面もある
製品名 | 羽人(2) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2021年12月08日 |
初出 | 『コミックDAYS』2021年6月~10月 |