銃夢火星戦記(8)

銃夢火星戦記(8)
著者
  • 木城 ゆきと

掲載誌

内容紹介

大虐殺の中、ただ二人生き残った火星の戦災孤児・陽子とエーリカ。「カオフマンのクアン」を捜してデジャー・ソリスへと侵入した少女らは、墜落した宇宙船の残骸跡にできたこの街で、子供たちが大量に眠らされている恐ろしき「工房」を目撃してしまう…! デジャー・ソリスを支配する軍閥・ファージャルグの魔の手が迫りくる中、”黒い戦闘服の戦士たち”がやってきてーー!?
世界17ヵ国で刊行され、実写映画「アリータ バトル・エンジェル」も公開の『銃夢』シリーズ。世界を魅了するSF漫画の最新シリーズ第8巻!銃夢サーガの最終章、過去と未来の2つの物語が重なるとき、全ての謎が明らかになる!

登場人物紹介

  • 陽子

    頭部以外はすべて機械の戦災孤児。エーリカと行動していたが、母に引き取られることに。実は人面腫に義体をつけて自立生存させた摘出児

  • ガリィ・陽子

    成長した200年後の陽子。伝説的な格闘術・機甲術の使い手で、メルキゼデクとユピタンとの秘密同盟のエージェント「LASTORDER」でもある

  • エーリカ

    両親に虐待されながら育ち、彼らを殺してしまう。戦火の中、陽子とともに生き延びるが、ムスターにさらわれ、悪の英才教育を受けることに

  • エーリカ(200年後)

    英霊団(エインヘルヤル)の一員で、陽子を付け狙う。実は200年前にすでに陽子に殺されており、屍人兵士(ネクロ・ソルジャー)となっている

  • リメイラ女王

    火星王国議会派の女王。陽子に変装した何者かに暗殺されかけ、大手術を受けるが、その際に屍人兵士にされた可能性が高い

  • ムイ

    天蓋協会(エムベーファオ)の大巫女(ブリステリン)。200年前、庭師だった時に、陽子とエーリカのどちらかを人柱にしてゾイレを作ろうとした

  • バロン・ムスター

    火星で悪の限りを尽くす仮面の怪人。かつてはイタルという善良な青年だったが、壮絶な裏切りにあい善なる心を失った。エーリカに悪を教え込む

  • ゾーイ

    ムスターの部下で、エーリカの教育係。ムスターを敬愛しており、彼が目をかけるエーリカのことが気に入らない

  • ヨハン・ヴァルト

    エーリカの父。後のバロン・ムスターとなるイタルの友人だったが「火星の秘宝」を手に入れるため彼を裏切る。後にエーリカの謀略により命を落とす

  • カグラ・ドルンブルグ

    200年前の火星のシドニア領主。奇病・人面腫に冒され、治療法を探して人体実験を行った。のちにムスターに復讐され死亡

  • クアン

    モズビー商会のカオフマン。靴のセールスと諜報、新人の勧誘が仕事。ゲルダとは仕事仲間。機甲術者でもある。恋人の死の真相を知るため「英雄の手帳」を探している

  • ユニエ・ホルベルク

    デジャー・ソリスでビッグマダムに面倒を見てもらっている16歳。謎の戦闘能力を持つが、死んだ両親と同じく宇宙船の航海士を目指している。「英雄の手帳」を資料室から盗み出した

  • ビッグマダム

    宇宙船の街デジャー・ソリスを牛耳っている。かつてこの船が墜落したときの船長の娘で、そのときの事故で目が不自由。その分、音響探索ができるほど地獄耳

  • ゲルダ

    クアンの仲間。かつて地雷原にいた陽子とエリーカを救出したことがある

  • ヤコレワ・ヤンツェン

    ゾノヘドロンの少佐。打ちのめされたクアンに逆襲したいと思っていて、彼に一泡吹かせたいというエーリカと手を組む

製品名銃夢火星戦記(8)
著者
  • 木城 ゆきと

発売日2021年11月22日
初出『イブニング』2021年11号~13号、17号~23号

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