著
なきぼくろ
丸井キャプテンのもと始動したDL学園新チーム!
DLが夏の甲子園準決勝で敗れた横羽間高校にならって、
野球を愉しむ「遊びの精神」をモットーに掲げる丸井に、
前キャプテンの主人公・狩野笑太郎くんは反発を覚えるが……。
チームに鈍い不協和音が響きわたる中、
翌月に控える秋季大会に向けて、初の対外試合に挑むDLナイン。
かつての球友・毛利亜黙夢がはるばるDL学園にやってきた。
夏の甲子園出場の強豪・宮崎日難がやってきた!!
いざ、尋常に!!
デビュー作での連載も7年目へ突入。
ロングセラーにしてなお重版続々!
作者自身が高校野球を通じて得た、生きる術を熱く叫び、
野球ファンのみならず共感の嵐。
野球を愛する全ての人たちに捧げます!
常に全国制覇を狙う超名門DL学園野球部2年。内野手兼捕手。1年のときから主将で新3年でも主将になれると思ったが、投票で主将は丸井、自分は副主将となり、やさぐれる
DL学園野球部2年。遊撃手。かつて合宿所から逃走したことがあるが、甲子園への執着を捨てきれず、謝罪し復帰。ベンチ入りしたこともなかったが新3年の主将に選ばれる
DL学園野球部投手2年。ボーイズリーグ日本代表のエース。多数の勧誘を蹴り笑太郎とDL学園に進学したが、気の弱さが祟り伸び悩む
DL学園野球部2年。遊撃手。狩野とは「花ちゃん」「笑ちゃん」と呼び合う間柄。2年から打撃が低迷し、ベンチメンバーから外されるが、長野の怪我により復帰
DL学園野球部2年。投手。檜に次いで横羽間戦で登板。好調だったが、天津の熱意に負け、降板する。甲子園終了後、新3年の副主将に
DL学園野球部2年。内野手。相手の守備を観察して攻撃を仕掛ける頭脳派。甲子園では横羽間戦にてDLが得点できるチャンスで、ある作戦に出た
DL学園野球部2年。三塁手。主将決めの投票で1年に丸井を推すように仕掛けた。甲子園に出場できなかったため、出場組と経験値の差が開いたことにコンプレックスを抱く
DL学園野球部1年。狩野とはタメ口で話せる仲。主将に丸井が選ばれたことに納得いかない狩野へなぜ1年が丸井を求めたのか説明する
かつてDL学園にいたが丸井と同じく逃走し、そのまま帰ってこなかった。現在は宮崎日難学園野球部に所属。練習試合でDL学園の面々と再会する
DL学園野球部のOBで監督。在学中は三塁手。狩野達の相手を務めているうち打撃の才能が開花、プロの入団テストの受験を目指す。甲子園が終わり、後任が決まり次第監督を辞める予定
DL学園野球部3年。投手。狩野を高く評価しており、かつて彼の主将就任を真っ先に賛成した。最後の夏を制するため横羽間戦へ強引に登板する
DL学園野球部3年。捕手。狩野も一目置いている頭脳派。プレー中に心の中でラップを歌う癖がある
最強軍団・横羽間の3年で絶対的エース。動物学者の父親とともに、幼い頃からフィールドワークに出ており、笑太郎のような「珍獣」が大好き
横羽間の捕手で3年。ここぞというプレーを出し惜しみせず、対戦相手に徹底的にプレッシャーを与える
横羽間の2年。かつて母を亡くした悲しみで非行に走ったが、更生。今では横羽間の次期キャプテンと目されるほどの選手に
横羽間2年の主砲。かつて不登校児だったが陽向から誘われ、野球をはじめた
DL学園野球部3年。遊撃手。怪我により最後の夏の試合に出場できなかったことで、自分に落胆する
DL学園野球部2年。外野手。無表情でシュールな言動が多い。不祥事を起こした同期の口車に乗り、一時脱走を図るも、思い留まりDLに残る
DL学園野球部3年。三塁手。隅々まで行き届いた球場整備や雨天練習場で寝泊まりするほどの練習の虫で、チームメイトに「クソ真面目」と称されるが信頼も厚い
DL学園野球部の元主将。在学中はDLの将来を憂い体罰に反対する等、改革路線を打ち出していた。卒業後はドラフト1位でヤクルートに入団
狩野の母。シングルマザーで狩野を支え続ける。息子の同級生が起こした不祥事への禊として、狩野が新主将に就任以降は連絡をとらないことを約束する
製品名 | バトルスタディーズ(30) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2021年12月23日 |
初出 | 『モーニング』2021年33号~40号、42号~44号 |