原作
楠本 寛樹
20代後半、犯罪歴ナシ、貯金ナシ、彼女ナシ、生きてる実感ナシ。底辺警備員・野見大介は、 ある日、仕事で駆けつけた豪邸で、“汚れたカネ”と、それを持ち去ろうとする男に遭遇する。いつもなら、絶対捕まえていたはずの強盗犯を、あえて逃がしてしまった野見。入院した病院で、そのカネの主に襲われた野見は、死の瀬戸際で、とっさに5億の強奪計画を提案する。仕事も私生活も平凡以下の男が、人並外れた洞察力=【鑑定眼】で5億円の強奪計画を実行に移す、成り上がりクライムサスペンス!
29歳の警備員。見たものの価格を瞬時に鑑定できる能力を持つ。同情心から強盗犯を逃したことを発端に、自ら犯罪に手を染めていくことに
表向きは温和な寺の住職で、サウナなどを経営する実業家。だが非合法な方法で金を得ており、裏の世界ともつながっていて、他人を痛めつけることにも躊躇がない
野見の高校時代の同級生で、短期間だが付き合っていたこともある女性。現在は久我の婚約者
マル暴の刑事。「食蟻獣(アリクイ)」と呼ばれるグループを追っており、野見や久我が強盗事件について偽証しているのではと疑いを持つ
25歳のフリーター。野見の現金輸送車強盗を手伝ったせいで「食蟻獣」に狙われる
犯罪チーム「食蟻獣」のリーダー。一見穏やかそうだが平気で人を殺せる冷酷な人間で、裏の世界に広い人脈を持つ
「食蟻獣」のメンバー。相手の口を割らせるために、残忍な拷問を行う
「食蟻獣」のメンバー。人を殺すことを楽しんでいる。本城を崇拝している
5千人の宗教団体「七道会」の頂点に立つ大僧司。お布施と称して、僧侶たちから金を巻き上げている。久我がその首を狙っている相手
製品名 | 鑑定眼 もっとも高価な死に方(1) |
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著者 | |
発売日 | 2021年12月23日 |
初出 | 『モーニング』2021年35号~42号 |