著
冬葉 つがる
「神様が視(み)える」という特殊な体質を持つ少年 環春(たまきはる)は、
身の回りに存在する八百万(やおよろず)の神らと心を通わせていた。
ある日、出会った貧乏神の少女 カズラと共に“忌み地”と呼ばれる神社を訪れた彼は、
そこで巨大な穴“虚(うろ)”に飲み込まれてしまう。
目覚めた環は、自身が神々の棲まう国「高天原(たかまがはら)」へと渡っていることを知り―――!?
八百万の神々や彼らと敵対するケガレが視える少年。神の一人カズラを助けたことから、神々が棲む高天原の存亡の危機に立ち向かうことになっていく
八百万の神の一柱で六代目の貧乏神。意図せず周囲に災厄をもたらしてしまう「窮鬼」だが、人の願いを叶えたいと思っている
環が引っ越した田舎の片隅にあった祠にいた土地の神。信心する人がいなくなり、祠もなくなってしまったが環に助けられ、行動をともにするように
環の友人が大切にしているヒヨコのマスコットの付喪神。依り代であるマスコットを環が修繕してくれたことから、彼の願いを叶えようとしている
高天原に住む六代目の福の神で、カズラの兄的存在。表裏一体をなす貧乏神との均衡を保つため、カズラと血よりも濃く固い兄弟の契りを交わしている
製品名 | 窮鬼の仇花(1) |
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著者 | |
発売日 | 2022年04月07日 |