ワールド イズ ダンシング(3)

ワールド イズ ダンシング(3)
著者
  • 三原 和人

掲載誌

内容紹介

初めての大舞台で、時の将軍・足利義満の目に留まった世阿弥こと鬼夜叉は「舞」の修業のため、将軍邸で生活することに。そこで出会ったのは、田楽新座の少年、増次郎。良きライバルに見えた彼の、恐ろしい本当の顔を知ることになった。舞競べ、獅子舞、「外側」の人間、今巻も様々な初めての経験をして、鬼夜叉は「身体」と「舞」を深めていくーー。のちに日本の芸能を作る少年の室町ダンシング成長譚!!

登場人物紹介

  • 鬼夜叉(世阿弥)

    人気芸人・観阿弥の長男。芸や舞の意味、よさががわからずにいたが、様々な人との出会いにより自分の舞を見つけはじめる。基本、ぼーっとしている

  • 観阿弥(観世三郎清次)

    鬼夜叉の父で猿楽一座である観世座の座長。芸に対し真摯に取り組み、その集中力は鬼気迫るものがある。鬼夜叉にも厳しく稽古をつける

  • 十二五郎康次

    観世座の客員座衆で鬼夜叉のお目付役。観阿弥に憧れて観世座で勉強中。鬼夜叉をポンコツだと思っていたが、徐々に見る目が変わっていく

  • 足利 義満

    足利三代将軍。まぐわいを目撃されたことが縁で鬼夜叉と知り合いに。彼の言動が気に入り、鬼夜叉を将軍お抱えの芸人として招き入れる

  • 増二郎

    義満お抱えの一座・田楽新座の人間。一見優しそうに見えるが芸に厳しく、プライドも高い。新たに将軍の元にやってきた鬼夜叉に圧倒的な実力の差があることを見せつけようとする

  • 白拍子

    鬼夜叉がはじめて「よい」と感じた舞い手。鬼夜叉に請われるまま、舞を見せていたが、長年のムリがたたり不遇の一生を終える

  • ヒジリ

    義満の館で働く、大陸出身の青年。邸内で鬼夜叉に親切に接してくれる数少ない存在

  • 犬王

    鬼夜叉が舞について悩むたびに彼の前にフラリと現れ、前に進むヒントをくれる師匠のような存在。その正体は不明

製品名ワールド イズ ダンシング(3)
著者
  • 三原 和人

発売日2022年01月21日
初出『モーニング』2021年42号、44号、45号、47号~50号、52号~2022年2・3合併号

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