彼岸島 48日後…(32)

彼岸島 48日後…(32)
著者
  • 松本 光司

掲載誌

内容紹介

血の楽園に入る直前で、離ればなれになってしまった明たち。先に楽園入りした希たちは、行方不明の兄を捜すことに。一方、明と鮫島は度重なる襲撃により、疲弊していく。そんな中、吸血鬼を殺した罪で警官に追われる勝次は、とある少年と出会うが・・・。

登場人物紹介

  • 宮本 明

    彼岸島での吸血鬼との戦いに敗れ日本が吸血鬼の国と化した半年後、雅を追って本土に戻ってきた隻腕の男。雅を探しながら単身吸血鬼達と戦う

  • 彼岸島を支配していた感染型吸血鬼一族の首領。日本を吸血鬼化させるバイオテロに成功し本土に上陸。吸血鬼達から救世主と崇められている

  • 鮫島

    芦ノ湖の遊覧船を支配していた男。実はウィルスに感染していたが吸血鬼にはならず体だけ大柄になった。弟の復讐のため、雅を倒す事を決意

  • 由香

    明たちが池袋で出会った26歳の元アイドル。元ファンの吸血鬼たちに強姦されそうになっているところを明に救われ、上野までの道案内を申し出る

  • 勝次

    明が東京で出会った少年。母親を吸血鬼に強姦され続けていたが反撃し主犯の吸血鬼を倒す。肝が据わっており、明と行動を共にするようになる

  • ヒー坊

    勝次の左腕に寄生している。左にいるから「ヒー坊」。勝次がピンチになると襲ってきた相手を自身の触手で攻撃するが、その結果として勝次が激痛に苦しむことになる

  • 北沢 希

    台場にある吸血鬼の要塞「血の楽園」へと連れ去られた兄を救うため、機会を伺っている。弟を守りながら生き延びている

  • 北沢 聡

    希の弟。盲目でピンポン玉を赤黒く染めた義眼で吸血鬼に扮し、生きながらえる知恵としていた。姉と共に明たちと同行することに

  • ネズミ

    明たちと共に「血の楽園」を目指しているが、吸血鬼へビビリまくるほど臆病

  • バサバサ様

    お腹を空かせたアマルガムで、人間だろうが吸血鬼だろうが食べてしまう。そのため「血の楽園」に行くまでの無法地帯にいる吸血鬼にも恐れられている

  • 豹丸

    雅の息子であり、「血の楽園」を統べるボス。邪鬼や他の吸血鬼を圧倒的に凌駕する力を持ち、統率力をも兼ね備えた手強い相手

  • 北沢 徹

    希と聡の兄。吸血鬼との交渉により劣悪な労働環境の改善を実現し、人間たちから「英雄」と呼ばれていたが、それを快く思わない豹丸に殺された

製品名彼岸島 48日後…(32)
著者
  • 松本 光司

発売日2022年01月06日
初出『ヤングマガジン』2021年第35号~第40号、第42号~第44号

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