原作
池田 邦彦
太平洋戦争真っ只中の日本。艦橋の真下で海兵のハラを満たしつづける、究極の最前線(バトルフロント)メシ!!
第二次世界大戦中の太平洋。常に最前線にいた駆逐艦・幸風。その艦橋の真下に、兵士たちのためにメシを作り続ける男たちがいた。彼らの名は烹炊兵。武器を扱うわけでも、作戦に携わるわけでもなく、戦争のハラを支え続けた男たちの物語。
三等主計兵。元々は空母艦に配属されていたが、撃ち落とされ幸風に助けられたことから乗組員となり、衛のもとで食事を作ることに。実家は西洋料理屋
幸風に乗り3年目になる一等主計兵。兵士のために献立を考え、食事を作り、喜ぶ顔を見るのが生きがい。かつて上海陸戦隊にいたが艦長以外には秘密にしている
二等主計兵で士官食担当。口が悪く、後輩にはつらく当たるなど屈折したところもあるが、根っからの悪人ではない
幸風駆逐艦長。海原が上海陸戦隊にいたことなど彼の秘密を知っている
主計兵で湊谷の同僚。質実剛健でいつも黙々と仕事をしている人物。入隊前は漁師をしていたが、乗っていた船が徴用された過去を持つ。通称・トド
幸風に配属になった上曹で、沈没した重巡洋艦・加古の生き残り。生き残った自分を責め、周囲と摩擦を繰り返していたが、湊谷の料理で心を開く
三等主計兵。現地の少女と恋に落ち、一緒に日本で暮らすことを夢見ている。そのため「夢想家」という意味の方言からとって「Q作」とあだ名されている
正規の試験を受けずに海軍入りした従兵。特命任務で幸風へ乗ることに。賀津夫たちと仲良くなる一方、共に乗船した中佐の行動に不信感を募らせる
製品名 | 艦隊のシェフ(1) |
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著者 | |
発売日 | 2022年01月21日 |
初出 | 『モーニング』2021年43号~46号、48号~50号 |