著
安田 剛士
内容紹介
『ＤＡＹＳ』の安田剛士最新作は、青く熱い”新選組”！！ １８６３年、京都。心優しき少年・におの運命は、土方歳三と沖田総司に出会ったことをきっかけに動き出す。少年を突き動かしたのは、内に秘めていた不条理に対する”怒り”と「世界を変えたい」という純粋で誠実な”願い”ーー。その想いを胸に入隊した最凶の剣客集団「壬生浪士組」、通称”ミブロ”で、少年は時に己の無力さに傷つき、時に残酷な真実に震えながら、激動の青い春を駆ける！
「僕だって強くなりたい こんな世界変えたい」。1863年、京都。心優しき少年・におの運命は、土方歳三と沖田総司に出会ったことをきっかけに動き出す。少年を突き動かしたのは、
内に秘めていた不条理に対する”怒り”と「世界を変えたい」という純粋で誠実な”願い”ーー。その想いを胸に入隊した最凶の剣客集団「壬生浪士組」、通称”ミブロ”で、少年は時に己の無力さに傷つき、時に残酷な真実に震えながら、激動の青い春を駆ける！
登場人物紹介
ちりぬ にお
三匹の狼の一人。平和な世の中を目指して、ミブロ（壬生浪士組）に入った心優しき少年。いざという時に行動できる胆力がある。剣術は苦手
斎藤 はじめ
三匹の狼の一人。初代斎藤一の名を継承し、その強さを証明するために刀を振るう。冷静沈着だが、負けず嫌いで馬が好きという子供らしい一面も
田中 太郎
三匹の狼の一人。奉公人として働いていたが、どの奉公先でも虐げられていたところを芹沢に拾われた。気弱で争いが苦手だが、裏では毒舌
近藤 勇
ミブロの局長。情に厚く、道理を重んじるミブロのまとめ役。腕力が強く、剣術にも優れた最強の剣士。一方、酒には弱く一杯でも泥酔してしまう
土方 歳三
ミブロの隊士。におを隊に引き入れた男。近藤、沖田とは昔からの仲で、二人を支える土の男。正義感が強く、芹沢の問題行動に頭を抱えている
沖田 総司
ミブロの隊士。物腰が柔らかく、穏やかな雰囲気だが、やるときはやる男。実は隊内屈指の天才剣士。趣味の春画を大切にする
芹沢 鴨
ミブロの筆頭局長。気性が荒く、我が道を突き進むミブロの暴君。問題行動が多く、反感を買いやすいが、並外れた求心力で支持するものも多い
山南 敬介
ミブロの隊士。豊富な知識と高い知性でミブロを支える参謀。キレると怖い
新見 錦
ミブロの局長。芹沢と共に行動している。無口かつ表情も変わらないため謎が多いが、任務はきっちりこなす仕事人
原田 左之助
ミブロの隊士。血の気が多く熱い男で、ミブロきっての武闘派。賭け事と蕎麦が好物で、刀より槍が得意
藤堂 平助
ミブロの隊士。女性に目がないお調子者。ミブロに入ったのもモテるためだが、その実力は折り紙付き
永倉 新八
ミブロの隊士。生真面目で礼儀正しく、ミブロでも数少ない正真正銘の武士。よく原田と行動を共にする
山崎 丞
ミブロの隊士。鍼医の息子で、剣で身を立てたいと家を出る。悪辣な借金取りにあっている実家で土方らと出会う。後の新撰組諸士調役兼監察
桂 小五郎
長州藩士。神道無念流を極めた大剣豪。京でミブロたちと出会い、攘夷家でもどこか信念があると感じる。においわく、どこか清々しさを感じる人物
坂本 龍馬
斎藤が伏見で出会う。初対面でも物怖じせず、武士を蔑ろにする発言をし、腐った日本を洗濯すると主張。海軍を作ろうとしている
松平 容保
会津藩藩主。帝と将軍の命により、京都の治安を守る京都守護職として会津から来た。ストレートな性格のミブロを気に入る
徳川 家茂
将軍。京都の町にいたところ命を狙われ、ミブロに助けられる。本当は将軍になりたくなかった。におには幼名の菊千代と呼ばせている
| 製品名 | 青のミブロ（１） |
|---|---|
| 著者 | |
| 発売日 | 2022年02月17日 |
| 初出 | 『週刊少年マガジン』２０２１年第４６号～第５０号 |