著
珈琲
「…もう1ラウンドやらせてほしい」
伊折 vs. 壁谷の高校対抗ダンスバトル個人部門決勝は、
壁谷のひとことで延長戦にもつれこむ。
熱戦を飾る選曲は、
二人が”一番好きな曲”――Jazztronik「SAMURAI」。
その日最高のムーヴをくりだしながら、
疎遠になる前の時代を思い出し、
まるで遊んでるかのように踊り合う二人。
そして、決着の時――。
一方カボは、ダンスを仕事にしたいと告げる湾田の想いの強さから
彼女のこれまでに思いをはせる。
季節は春。一凛高校入学前。
語られなかった湾田の過去がついに明らかに。
吃音症の高校1年生。通称・カボ。ダンスに没頭する光莉に惹かれ未経験のダンス部に入部。光莉と特訓を重ね、選抜メンバーに選ばれる
花木と同じクラスのダンスが夢中な美少女。ダンスのレベルは高く、部内でも一目置かれている
ダンス部の部長。振付から新入生のレッスンまでこなす、部内一の実力者。ダンスに必要なフィーリングが花木にはあると認めている
ダンス部2年。ダンススキルは高いがなかなか部活に顔を出さない幽霊部員。甘党
昌谷高校ダンス部部長。伊祈も認める実力の持ち主
伊祈が実力を認めるB-BOY。バイト中は白いマスクを着用している
ダンスチーム「PTSG」所属のプロダンサー。ダンスバトルの審査員
花木たちと同じダンス部の新入生。振り覚えが早く誰よりも踊れていると思っていたが選抜メンバーからは落選してしまう
製品名 | ワンダンス(7) |
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著者 | |
発売日 | 2022年02月22日 |
初出 | 『アフタヌーン』2021年10月号~2022年2月号 |