著
椎名 うみ
生者と死者。
断絶した世界のふたりが、手を伸ばし合う。
切なくて怖くて愛おしくて、心がぐちゃぐちゃにされて、でも読まずにいられない!
SNSを中心に話題騒然! 今いちばん面白い、唯一無二のホラーラブストーリー!!
学校で怪異に巻き込まれた優里達は、そこで青野の母親の霊と遭遇する。
母親と新たに契約をしたのは、青野の弟・鉄平ではと推測する優里達。
鉄平は「自分が契約した」と言うが、
四ツ首様の儀式を知らず、本当に契約したのかは疑わしい……。
調べを進めるうちに、美桜は恐るべき仮説にたどり着く!
最終章「受肉編」、ますます加速!!
※
隣のクラスの青野と付き合っていたが、彼が交通事故で死んでしまい、自殺しようとする。幽霊となった青野と触れ合おうとするが……
自殺しようとした優里の前に幽霊となって現れ、ずっとそばにいることを約束する。本質的な幽霊としての人格である「黒青野」も存在している
青野の親友。幽霊の彼に体に入られてしまい、優里と体を重ねようとするが、その途中で優里の腹部にバツ印の深い傷ができてしまう
優里の友人で、豊富な知識から青野と優里の間で起こる現象を考察し、様々なアドバイスをくれる
優里のバイト先の学童に来ている小学生。元々幽霊が見え、結菜に「四ツ首様」の儀式に参加させられる
優里のバイト先の学童に来ている小学生。結菜と「四ツ首様」を呼ぼうとする。弟が水死したのは自分のせいだと思い込んでいる
優里のバイト先の学童に来ている小学生。「四ツ首様」を呼ぼうとする
故人。優里や青野、藤本たちの前に現れる。優里が学校で神隠しに遭った原因になっている…?
青野の弟。彼よりも母にかわいがられていなかった。母を殺したから青野が自殺したと思っている
青野と藤本の友だち。優里が学校で神隠しに遭うまで、彼女に青野が見えていることは知らなかった
優里たちの同級生。文化祭の演劇を利用し、降霊術を仕掛け、全校生徒の前で青野を呼び出そうとする
製品名 | 青野くんに触りたいから死にたい(9) |
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著者 | |
発売日 | 2022年02月22日 |
初出 | 『アフタヌーン』2019年9月号、2021年7月号、8月号、10月号、11月号、2022年1月号~3月号 |