著
蟹江 鉄史
シリーズ累計800万部
「はたらく細胞」スピンオフ!
まだまだ犯人前の桿状核球くんは先輩たちの背中を追いかけ本日もパトロール!!
似顔絵や仮装に挑戦したり、憧れの先輩の一日に密着したりーー。
さらに騒がしくなった白血球(好中球)さんたちの日常を描く第3巻!
幼若な好中球。核が歪んだジェリービーンズ形であることから桿状核球と呼ばれる。まだまだ経験不足の新米
成熟が進み、核が分葉した好中球。真面目で仕事熱心、面倒見の良い先輩
ノリの軽いカッコつけたがりの先輩白血球。貪食時はマイ箸を持参する
いたずら好きの先輩。2048番とは子供の頃から仲が良い。味オンチ
後輩の面倒は1146番に丸投げする先輩。貪食の際は趣味で調理をする
抗原と一度も遭遇したことのない未熟なT細胞。桿状核球とは新米同士で友達。樹状細胞により活性化するとエフェクターT細胞になる
白血球の一種。細菌などの異物を捕らえて殺し、抗原や免疫情報を見つけ出す。死んだ細胞や細菌などを片付ける掃除屋さんでもある。女子会を主催する一面も
白血球の一種。全白血球の数%程度と言われている。アレルギーや寄生虫感染があるときに増殖する。弱いながらも他の白血球のように貪食作用がある。細菌に弱いのが悩み
過剰につくられた抗体の刺激に反応してヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を分泌する。スギ花粉の時期がつらい
T細胞の暴走を抑え、免疫異常を起こさないように調整する。スギ花粉の時期は忙しくなる
全身をパトロールし、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃する。普段は厳しいが、お菓子には弱い
ヘモグロビンを多く含むため赤い。血液循環によって酸素と二酸化炭素を運搬する。食細胞ではないので、白血球が出した試食品がまずくて食べられなかった
ヘルパーT細胞の命令によって出動し、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を殺す。ナイーブT細胞への圧が強い
体内に侵入してきた細菌や、ウイルス感染細胞などの断片を抗原として提示し、他の免疫系の細胞に伝える。新人向けの体力測定では写真撮影を担当するのが恒例
外敵侵入の知らせを受け、外敵がどんなものであるかという情報をもとに侵入した敵を的確に攻撃できるように戦略を決める司令塔
血液に含まれる細胞成分の一種。血管が損傷したときに集結して、その傷をふさぎ止血する。血液を凝固させるのに必要な凝固因子ならば桿状核球たちよりも遠くに飛ばせる
製品名 | はたらく細胞WHITE(3) |
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著者 | |
発売日 | 2022年03月09日 |
初出 | 『月刊少年シリウス』2021年9月号~2022年2月号 |