著
カトウ コトノ
帝国首都・聖ミヒャエル城、陥落。
大陸全土を揺るがせたルメリアナ大戦はトルキエの勝利で幕を閉じた。
そして新たなる歴史の幕開けとなる新体制がザガノスより布告される。
実力のある帝国人すらも取り込む大胆な差配。
それに従う者、拒否する者、そして僻む者。
戦後秩序―ーそして復興に思いを馳せながら、マフムートは一人、醒めていた。
※ 第41回講談社漫画賞 少年部門受賞
トルキエ史上最年少の将軍(パシャ)。戦争で村を焼かれただ一人生き残った大鷲使いの少年。平和を守るため日々政略をめぐらせる
分析力に優れ、強い発言力を持つ政治家で、戦略・戦術に長けた軍師でもある。バルトライン帝国に勝ち、支配下に置く
ザガノスに従い帝国領侵攻軍に参加した冷めた目つきの将軍。常に冷静沈着な態度は崩さず、淡々と責務をこなす。ザガノスへの忠誠心は強い
ザガノスの部下で、駱駝隊を率いる血気盛んな将軍。闘争心が旺盛で戦の最前線にでること、敵を打ち倒すことに充足感を覚える。気が短く、軽薄
クルチュ将国3代将王(スルタン)。レレデリクの金色の町侵攻に備え、「水門」城壁の守備隊の任に就く
ブチャク将国3代将王(スルタン)。自分より国が大事とは考えていなかったが、泉の町での敗戦から考えを改める
ザガノスが作ったトルキエ密偵網『目と耳(ギョズ・クラック)』の長官。マフムートと同じトゥグリル族出身
将軍会議を統べる、トルキエ将国の元首
バルトライン帝国皇帝。中央集権体制における城の意味を誰より知り尽くし、将国の攻撃を受けても城から撤退しないと決意したものの、ザガノスの前で降伏する
バルトライン帝国の筆頭大臣。様々な陰謀を画策。バルトライン帝国が倒れ、ザガノスから将軍の称号を与える提案をされるが断る
ゴルドバルト11世統治下のバルトライン帝国では財務大臣だった。ルイの手腕に一目を置いている
製品名 | 将国のアルタイル(25) |
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著者 | |
発売日 | 2022年03月09日 |
初出 | 『月刊少年シリウス』2021年4月号、7月号、8月号、10月号~12月号、2022年2月号 |